絵麻の妹はクールで男性恐怖症です4

109話 ページ9

今日は学校休み
絵麻は友達と遊びに出掛けている

暇だな...掃除でもするか
ソファから立ち上がりリビングを後にした

タイミングよくエレベーターが来た
扉が開くと仕事から帰ってきたであろう梓さん

『おかえりなさい』

「あぁ...ただいま」

なんだろ？疲れてるのかな。顔色も悪いし

『顔色が悪いですよ。大丈夫ですか？』

「大丈夫だよ」

大丈夫と言いながらもフラフラで説得力がない

『フラフラじゃないですか。ゆっくり休んだ方が良いですよ』

フラつく梓さんを支え軽くおでこを触るとやっぱり熱がある
雅臣さんは居ないし他の兄弟も居ない。とりあえず部屋に連れていくか

『梓さん、とりあえず部屋に行きましょう』

「うん」


相変わらず椿さんの部屋と違って綺麗な部屋

とりあえず梓さんをベッドに寝かせる

薬飲ませないとだよね...

『梓さん何か食べてますか？薬飲まないと』

「食欲なくて食べてないかな」

『はぁ...じゃあ何か作ってくるんで寝てて下さいね』


梓さんに布団をかけリビングへ向かった

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