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147話 ページ47

私が梓さんのことを好き?

「梓に触られて嫌?」

『嫌じゃないです』

「梓と居てドキドキしない?」

『します』

椿さんに質問攻めをされる

「椿、もういいから。Aの気持ちはわかったよ。ありがとう」

優しく微笑む梓さん

今思ってる気持ち言ったけど...

『あれで伝わってるんですか?』

「うん、十分ね」

そうなんだ...

「私、Aのことわかってると思ってた..」

絵麻...

「でも、全然わかってなかった。ずっと一緒に居たのに...」

『そんなことないよ。私でもわかってないんだから』

「けど、椿さんはAの変化に気付いてた。それが悔しい」

確かに椿さんはいつから...

『椿さんはいつから私が梓さんを好きって気付いてたんですか?』

「んー?Aが梓が絵麻に告白してたーって泣いてた時かな」

そんな前から...

「泣いてた?」

「そ。Aの泣き顔、可愛かったなー」

泣き顔を可愛いって...

「演技とはいえ、キミを勘違いさせて泣かせてしまったんだね。ごめんね」

『いえ...』

「とにかく、一件落着だなー」

『椿さん、ありがとうございました』

「どういたしまして☆」

「カッコよくて頼れる優しいお兄ちゃん持てて良かったな!」

「それ自分で言うんだ...」

「えー、ダメー?」

本当、いいお兄さんだよ。椿さんは
口には出さないけど

「椿、絵麻、少し二人きりにして貰っていいかな?」

「何々ー?さっそくイチャイチャするのー?」

「違うよ」

「椿さん、行きましょう」

絵麻に引っ張られながら去っていく椿さん

「A、キミが好きだよ。これから先キミをまた泣かせてしまうかもしれない。嫉妬深いし困らせてしまうこともあると思う。だけど誰よりも大切に思ってる」

梓さん...

「こんな僕だけど付き合ってほしい」

『はい、よろしくお願いします』

私の返事を聞き優しく微笑む梓さん
つられて私も笑ってしまう

そして、梓さんの顔が近づき両想いになって初めてのキスをした

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アリス(プロフ) - イラスト描いて良いですか? (2018年12月19日 23時) (レス) id: e6bf6e1bae (このIDを非表示/違反報告)
のん - とってもおもしろかったです!梓と主人公には幸せになって欲しいです!! (2018年5月13日 20時) (レス) id: 1a1dee6257 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆきんこ | 作成日時:2018年1月21日 1時

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