141話 ページ41
クリスマスがやってきた
絵麻、プレゼント喜んでくれるかな
『ただいま』
リビングのドアを開けるとクリスマスパーティーの飾り付けがされていた
「Aおねーちゃん!おかえりなさい!」
弥ちゃんが笑顔で駆け寄って来てくれる
可愛いな...
「A、おかえり」
『絵麻、これクリスマスプレゼント』
「ありがとう」
プレゼントを渡すと絵麻は嬉しそうにしてくれた。良かった
「あぁ!!」
リビングの方から雅臣さんの大きな声
「雅臣さん、どうしたんですか?」
「予約してたケーキ、仕事の帰りに取りに行くの忘れちゃって...」
「ケーキないの?」
悲しそうな弥ちゃんを見ながら、あたふたしてる雅臣さん
『雅臣さん、私取りに行って来ます』
「え、でも来たばかりだし悪いよ。椿と梓に取りに...」
「つっくんとあっくん、今日遅いよ?」
「あっ...」
『良いですよ。スグ戻りますから』
「じゃあお願いしていいかな?」
『はい』
雅臣さんから頼まれたケーキを買い終えた
にしても、寒い
急いでたからマフラーとか巻いてこなかった
クリスマスだから外はカップルだらけだ
1人だと浮いてしまうし早く帰ろう
暗くなってきてイルミネーションの明かりがついていく。大きなクリスマスツリーも
イルミネーションが綺麗だから、ずっと見てしまいそうになる
写メ撮ろうかな...
携帯を取り出し写真を撮る
『わっ!?』
夢中になっているとフラッとして転けそうになる
「大丈夫?」
『梓さん!?何でここに...今日イベントなんじゃ』
「もう終わったよ」
棗さんの嘘つき。帰ってくるの遅いって言ってたのに...
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アリス(プロフ) - イラスト描いて良いですか? (2018年12月19日 23時) (レス) id: e6bf6e1bae (このIDを非表示/違反報告)
のん - とってもおもしろかったです!梓と主人公には幸せになって欲しいです!! (2018年5月13日 20時) (レス) id: 1a1dee6257 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆきんこ | 作成日時:2018年1月21日 1時