検索窓
今日:1 hit、昨日:19 hit、合計:84,339 hit

137話 ページ37

目を覚ますと横に椿さんは居なかった

『仕事行ったんだ...』

お礼言えてない

「あ、起きた?キョロキョロして俺のこと探してたー?」

『あ、はい。昨日はありがとうございました』

「良いって。ぐっすり寝るのは良いけど男としては悲しかったけどなー」

呑気にそんな話をしてる場合じゃない
仕事行かなきゃ

「俺、もうすぐ出るし送っててあげる☆」

自分の家から会社と違ってここから会社は遠い

『じゃあお願いします』




椿side


昨日Aの話を聞いて思った

前までなら梓の名前が出るだけで嫉妬で可笑しくなってた

けど泣いてるAを見てると、守ってやりたい。困ってる時は助けてやりたいって気持ちになった

お兄ちゃんでいい
Aを守れるなら

俺、成長したんじゃね?


『椿さん、まだですか?』

「ちょっと待って。今行くから」


Aの特別になりたいって思ってたけど
頼られるお兄ちゃんも悪くないな

138話→←136話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (38 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
456人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

アリス(プロフ) - イラスト描いて良いですか? (2018年12月19日 23時) (レス) id: e6bf6e1bae (このIDを非表示/違反報告)
のん - とってもおもしろかったです!梓と主人公には幸せになって欲しいです!! (2018年5月13日 20時) (レス) id: 1a1dee6257 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆきんこ | 作成日時:2018年1月21日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。