笑顔が1つ ページ3
side You
高3の初夏。
部活に向かう途中、教室に学校指定の体育館シューズを置いてきたことを思い出す
あ、取りに行かなきゃ…めんどくさ。
ダラダラと歩き1組の前を通過しようと通ると誰かに肩をぶつけた
「すみません」
と声をかけるも相手は空虚な目をし「こちらこそ」その一言だけいうと足早にその場を去ろうとした
彼の後には1組のリア充…誰だっけ
まぁそんな人が怒ってるとも悲しいとも驚いてるとも見える顔をして立ち尽くしていた
え、修羅場?…私知ーらないっと
そそくさと自分の教室である2組に入る
まぁ青春時代ですもの人それぞれ色々ありますわな、うんうん。
体育館シューズを取り出し行こうとするとふと頭から出た名前
あ、さっきの茅ヶ崎至だ。
彼の綺麗な顔と対象に濁った空虚な目を思い出す
何故かあの頃のようにきれいだとは思えなかった
まぁいいか、私には関係ないし。
さっさと部活に行かなくちゃ。
稽古お稽古頑張るぞー
・
一旦ここで区切ります!
読んでくださった方ありがとうございます!もしよろしければ次もよろしくお願いします(*´ω`*)
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作者名:四儚 | 作成日時:2018年7月14日 18時