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「！！ ここにいたんですか、監督生くん！」
「……えっと、」
「ここの学園長です！ 貴方にお話があって来ました」
自称学園長と名乗るその姿は、入学時？から度々見ているお偉いカラスだ。よく俺に頼み事みたいな何かをしていた人。
その人は俺に放課後、学園長室に来るよう伝え、瞬間移動的な何かで帰っていった。
エース達は「お前に案内してやるよ」と意気込んでいる。その行為はありがたく受け取った。
---
コン、コン、コン。
おれが俺が前までいた世界では、職員室に入る時はノックを三回と決められていたためそうしたが、この世界は通用するだろうか。
「どうぞ」
通用したわ。
「〜〜、監督生さんっ！！！！！」
「……どうしたんですか？」
「どうしたもこうしたも、全て貴方に対する思いからこの叫びは来ているんですからね！？」
「は、はぁ……」
「コホン。単刀直入に言いますと……
大変、申し訳ありませんでした！！！！！！！！！！！」
「えぇっ！？」
信じられない。大の大人が俺に頭を下げている。
「いやいや、えっと、とりあえず頭をあげてくだs」
「入学してから！ずっと！貴方の事情に気づかず！
……昨日、シュラウド君とその他の寮長さん方によって気付かされました！」
なんていう恥を、と言う学園長？のカラスマスクからはまるで涙が出ているようだった。勿論マスクをしている為、実際は分からないが。
「そして貴方が中学生だということも知らず！」
……扉からは「えぇ！？」と聞こえた後、鈍い音がした。三人と、それとここへ案内してもらっている途中に出会ったジャックがそこには居るのだろうか。聞き耳はよくないぞ〜。
「これからはいつでも！私のとこへ来てもらっても構いませんから！！」
「え？ ……特にあまり、学園長さんと会う機会は少ないと思うんですが……」
「昨日、泣いたんでしょう？シュラウド君の腰元で」
「〜〜！！ い、言わないでくださいよっ！！！！！！！」
扉からはまた、「えぇ！？」という声がした。
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Ray - この小説を読むと暖かくて優しい気持ちになれるので大好きです！これからも更新頑張ってください！ (2022年8月17日 0時) (
レス) @page39 id: aecf2fd8ab (このIDを非表示/違反報告)
筆跡(プロフ) - レモンさん» コメントありがとうございます！私は監督生くんの年齢と離れているため、実際の口調と合っているか分かりませんでしたが 同年代の方にそう言っていただけて幸いです！これからも頑張りますー！ (2022年8月8日 22時) (レス) id: defeff8d6b (このIDを非表示/違反報告)
レモン - 初コメ失礼します！前からこのお話は読ませて頂いております！！最新話、とても面白かったです。男主くんに年が近いのか親近感わきます、、、、、。英語がわからないのは辛いですよね、。これからもお体に気をつけて、頑張ってください！応援してます！ (2022年8月7日 21時) (レス) @page39 id: 069557edb4 (このIDを非表示/違反報告)
筆跡(プロフ) - おいさん» コメントありがとうございます！あそこは私も書きながら笑っていました(笑) 更新頑張ります！ (2022年1月30日 3時) (レス) id: defeff8d6b (このIDを非表示/違反報告)
おい(プロフ) - 最後みんなの心配さにホワッとして笑っちゃいました！笑 これからも更新楽しみにしてます！ (2022年1月29日 23時) (レス) @page37 id: cdba16656d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：筆跡 | 作成日時：2022年1月13日 7時
