まだ君はいる 1 ページ2
「あの〜姫様。俺に何の用で？」
「いえ、ただ単に見ていただけです」
「そうですか」
それは何とも綺麗に映える黒髪でしょう
風が吹く度靡く
「姫様ってドレス着ないのですか？」
この姫様は珍しく姫のようなドレスは着ておらず
真っ白な膝まである綺麗なワンピースを着ている
黒髪に白いワンピースなんて何処かの少女じゃあるまい
「ドレスは余り好まなくて」
でも姫様っぽいといえば 目 だ
クリアブルーの海みたいに綺麗な瞳
いつか吸い込まれそうだ
「姫様の目って海みたいですよね」
「そう？貴方も雲一つない空の色をしているじゃない」
この少年は王子様ではない
至って農業をしている少年だ
「しかも、綺麗なオレンジの髪。癖があって可愛い♪」
「へへっ、そうですか？」
と、照れながら指先で毛先をさわる
ふと、少年は思った
「姫様はお城を出てきていいのですか？」と
「実は抜け出してきたんですっ、内緒、、、ですよ？」
そう言い唇に、触れたら折れてしまいそうな指をそっと添えて
なんて魅力的なんだろうか
もう、消えてしまいそうな
漂うそんな雰囲気
「内緒にしときます♪」
２人でクスッと小さく笑った
そして最後に
「私は貴方のこととても────ですよ♪」
そう言って黒髪を揺らしながら走っていった
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なずはる(プロフ) - アンドさん» アンドレッサやさしいな〜！俺そういう人大好きやで！Byみかちゃん (2016年8月20日 22時) (
レス) id: bc04f9f0c4 (このIDを非表示/違反報告)
アンド(プロフ) - 全然ok! 書いてくれてるのははるだし!! (2016年8月20日 22時) (レス) id: 09a549799a (このIDを非表示/違反報告)
なずはる(プロフ) - アンドさん» おお！でもなんか内容少しかわるけどいい？ (2016年8月20日 1時) (レス) id: bc04f9f0c4 (このIDを非表示/違反報告)
アンド(プロフ) - うむ!(^-^)/ (2016年8月20日 1時) (レス) id: 09a549799a (このIDを非表示/違反報告)
なずはる(プロフ) - アンドさん» え！？アンドレッサですか！？ (2016年8月8日 22時) (レス) id: bc04f9f0c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なずはる | 作成日時：2016年7月1日 18時
