魔法銃士 ページ17
ルーシィ side
「エルザと同じ魔法?!」
Aは魔法陣から出てくる2丁のハンドガンを手にする。
「そうだよ、Aは魔法銃を使うんだ!」
ハッピーの言葉にハテナを浮かべた私。
「でもAは滅竜魔導師でしょ?滅竜魔法は使わないの?」
「それは、見てたらわかるよ!」
私はハッピーの言う通りに戦いに目を向ける。
「こいつ…魔法銃士(ザ・ガンナー)か!!」
「銃士なんてどーってことねぇ!」
男たちがAに襲いかかってきた。
『サンライト・ショット!!!』
Aは魔法銃を連打し次々と敵を倒していく。
魔法銃から出てくるのは
一瞬にして放たれる強烈な光…閃光のようだ。
すごい強い…!
「なんだコイツ…っ」
「こんなの通常の銃士の威力じゃねぇっ!!」
確かに、あまりにも1つ1つのダメージが大きいかも…。
「Aはただ魔法銃を使ってるだけじゃないよ
あれがAの光の滅竜魔法。」
「魔法銃が?!」
「魔法銃じゃなく、魔法銃から出てるあの閃光がだよ。
魔法銃は滅竜魔法を使う道具に過ぎないんだ」
ハッピーが言うことによると、
魔法銃を使うことで命中率の正確性をあげているんだとか。
「すごいなぁ…」
私は尊敬の眼差しを向ける。
「Aの凄いところはここからだよ。」
Aに背後から向かってくる一人の男。
「へっ!銃士なんて
近距離戦に持ってきちまえばこっちのもんだ!!!」
その声に反応したAは、
その場でバク転をする…
「え?!」
私は思わず声をあげた。
「甘いよ、滅竜魔導師は体質を
竜に変換してるから身体能力も極端に高いんだ。」
Aは瞬時に換装してハンドガンを
しまうと床に片手をついた。
『光竜の…』
「な?!」
男はきょどって立ち止る。
Aは床についてない方の手を
口元に持っていき、頬を膨らました。
『…咆哮!!!!』
「ぐあぁぁあっ!!!」
その場に倒れ崩れる男。
な、なに今のっ!!
カッコ良すぎる…!!!
「普段のAからじゃ想像つかない強さだよね!」
「えぇ、別人よっ!!」
*
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作者名:ゆうの | 作成日時:2014年1月29日 6時