52話 ページ4
十四松side
あい!十四松でっす!今ね、みんなでリビングに居るよ!そこでクリアの生放送見てる!
『アンチの人、暇なんですか?』
『従う必要性が感じられないので拒否します』
お「ヤッベ、腹痛い!クリアやっぱすげーわ!」
カ「フッ……こんなに俺たちを惑わすなんて、全くギルティな女だ」
お「あーー!アバラ折れるーー!」
僕が言えないけど、スッゴイうるさい!チョロ松兄さんは一人チョロチョロしてる!邪魔だね!
一「十四松」
十「あいあい!何でっか一松兄さん!」
一「……」スッ
十「! あい!」
他の兄さん達に見えないように7本の指を立てる一松兄さん。これは僕らが考えた合図。
だって僕らは兄妹だからAも合わせて7人兄妹!っていう意味で考えた!
ト「……」
トド松がこっちを見たのは気のせいかな?むむむ……と考えてると、一松兄さんに引っ張られて2階に連れてかれた。
一「十四松。俺はクリアがAのような気がしてならない…」
十「! 僕も思った!声が低くなったもん!」
一松兄さんも思ってたんだ。実は僕も。だってAはね、怒ると少し声が低くなる。ブチ切れると口調も荒くなる。
十「本人に聞きマッスル!」
一「待て十四松。まだ生放送終わってないから迷惑になる」
駄目か〜。しょぼん。じゃあ待つしか無いね!丁度話が終わった時にドアが開いた。何でっか!?
?「今の話、どういうこと?」
一「何でもない。ほら、十四松もトド松もご飯食べよ」
十「あい!今日は肉食べたい!」
ト「待って!」
話をそらせた一松兄さんの袖をトド松が引っ張った。ありゃ?嫌な予感がするぞ?
ト「最近おかしいと思ってた。兄さんたち2人だけ何かよそよそしいから。……さっきの話がどういうことか、教えて」
あちゃー。聞かれちゃいましたな。一松兄さんは目が泳いでる。ここは僕の番でっせ!
十「ねぇトド松!トド松にとって家族はなぁに?」
この前一松兄さんがカラ松兄さんに聞いてたこと。そのときは兄妹だったけど、兄妹も家族も一緒だもん!
ト「僕にとっての、家族?」
十「そう!トド松にとっての家族!」
一「……俺も気になる」
ト「えぇ〜…………いきなりそんなこと言われても」
十「一松兄さん、ご飯食べよー!」
ト「だあぁぁ!ストップ!分かったからちょっと考えさせて!」
考えるようなことかなぁ?僕も偉そうなこと言えないけどね!
568人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
如月裕翔(プロフ) - このお話おもしろ!!友達なりたいです!でも申請の仕方がわからないので申請してくれると助かります!あと、ためおけですかね?こっちはためおけです! (2020年1月13日 1時) (レス) id: 364751019e (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - このお話とっても読み応えがあってすごく好きです。良ければお友達になってくれませんか?頼んでおいて申し訳ないのですが、申請の仕方が分からないので申請して頂けると嬉しいです。 (2019年9月28日 14時) (レス) id: dc5a620aef (このIDを非表示/違反報告)
らむね(*^▽^) - サツマイモ組で腹かかえて笑ったwwww (2019年9月25日 0時) (レス) id: 2553d8a9dd (このIDを非表示/違反報告)
松野霊夢 - 友達になって下さい、でも友達申請ってどうするんですか? (2019年9月8日 21時) (レス) id: 30f8667df4 (このIDを非表示/違反報告)
花松 - 友達になってください (2019年8月19日 12時) (レス) id: db133532e2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:三鈴 | 作成日時:2018年2月5日 19時