私はずっと愛してる。【枢木スザク】 (ページ6)

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4話《約束》ページ6

ルルーシュ:side

俺はAのことが好きだった

小さい頃、出会った時から

一度離れ離れになったが、高校生になりまた出会えた

高校生のお前は以前より断然可愛くなっていた

そんなお前に俺はまた恋に落ちた

けど俺の親友、枢木スザクもAを好きになった

そしてAもスザクを好きになった

2人は付き合い、俺はスザクと約束をした

ル「Aと付き合ったなら…絶対Aを傷つけたりするな、約束だ」

ス「そんなの当たり前だよ」
「でもなんでそんなことルルーシュが？」

ル「俺もあいつの事が好きだからな、もし1度でも傷つけたりしたら、俺があいつを奪うからな」

ス「そうはさせないさ」

そう約束したのに、スザクはAを傷つけた

ユフィと抱き合ってたのは事故だとしても、あいつはAを放置し過ぎた

ましてやデートまで断って

そしてAに別れを告げさせた

その時のAの顔は今までで一番悲しい顔をしていた

俺もAを守れなかった

『ｽ-ｽ-ｽ-』

今は泣き止んで、落ち着いて寝た

なぁスザク……お前は約束を破った

こいつを傷つけた

だから俺はこいつを奪ってもいいんだよな？

それが俺とお前がした約束なんだから

ル「A起きてくれ」

『んぅ…なにぃ？』

ル「今から言う事1度しか言わないから忘れるなよ」

『？』

ル「俺はお前と出会った時からお前の事が好きだった、俺と付き合ってくれ」

ﾁｭｯ_____リップ音が部屋に響いた

『え…///』

なぁA

お前はもう誰のものでもなくなった

なら俺がお前と付き合う権利だってある

俺が彼氏じゃだめか？

ル「なぁ…俺の恋人になってくれ」

『ルル…？どうしたの？また冗談？wキスは流石にやり過ぎだよ』

ル「冗談じゃない本気だ」

Aはまだスザクが好きだろう

けど、俺は絶対Aを傷つけさせない

だから俺のものになってくれ

ル「俺じゃダメか？」

『…考えさせて』

ル「分かった…」

そう言いAは外に行った

俺は少し罪悪感に呑まれた

Aはキスをした事がないと言っていた

つまり俺がAのファーストキスを奪ったんだ

にしてもAはどこに行ったんだろう

そう思いながらも俺はAの帰りを待った