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第七話 ページ10

――選択――


健太を救出してから数日後
健太はよく教会へと来るようになり、今日も来ていた。

そんな時、雨が降ってきた。


健「お?何だよ雨降ってきちまったぜ?信乃の奴一体どこほっつき歩いてんだよ」

荘「この暑さだから沼のほうに泳ぎにでも行ったんだと思うよ」

『雨降ってきたなら、そろそろ帰ってくるだろ
(ついてかなくてよかったー…)』

健「えー!?じゃなんで俺誘わないんだよ!?」

荘「あはは、それは無理でしょ?」

『あぁ…無理だな』

健「なんで!?」

荘「なんでって…」

浜「やだわ・ケンタったら。信乃が男の子の前で肌をさらすなんて」


浜路にそう言われ、カアァァッと顔を赤くする健太。
荘介と浜路は信乃が男ということは教えるつもりがないらしい。
「初恋は実らない」なんていう荘介に浜路は「悪魔」と呟いた。

その時、先生が部屋へ入ってきた。
なんでも帝国教会本部から信乃、荘介そしてAに正式な召喚状が届いたらしい。


『(召喚状…な…嫌な予感がする)』




しばらくして、びしょ濡れの信乃と村雨が帰ってきた。
いつもより遅い帰りに荘介が森に行っていたのか聞くと、信乃はしどろもどろしながら行っていないと答えた。


『(信乃怪しすぎ…)』


呆れながら信乃を見た時、Aはピキリと動かなくなった
原因は、巨大な目玉が、窓をぶっ壊す勢いで入ってこようとしていたからだ。


『(な…んだ、あれ…?!)』

黒[目玉…毛玉?どちらにしろうまそうだな…]

『(…食うなよ…黒。私が腹壊しそうだから…)』

黒[む…わかった]


村雨曰く、目玉は水をかけると膨らみ、乾かすと小さくなるようだ。
信乃は目玉が生理的に受け付けないらしく、すごく嫌がっていた

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ユウ(プロフ) - これからどうなるか楽しみです、更新頑張ってください。 (2016年7月18日 19時) (レス) id: cb3c3b9b5b (このIDを非表示/違反報告)
緋桜(プロフ) - とても面白かったです♪更新頑張ってください(o´罒`o) (2015年7月16日 19時) (レス) id: eb15f18390 (このIDを非表示/違反報告)
しー - はじめまして!八犬伝が好きで読ませていただいてます。とても面白くて、ハマってしまいました!更新楽しみにしています! (2014年7月27日 21時) (レス) id: c72d9a9167 (このIDを非表示/違反報告)
紳士(仮) - 更新がんばて下さい。応援してます...それと、この作品好きです (2014年4月11日 19時) (レス) id: c0cc1e52ee (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - この小説面白いです!八犬伝が好きでハマっています(●^−^●)蒼カッコいい♪更新の再開待ってます! (2013年11月28日 17時) (携帯から) (レス) id: 5825e14575 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼院 ツバサ | 作成日時:2013年8月1日 13時

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