第五話 ページ7
森の中で…
信乃と蜘蛛の巣のようなものにつかまった健太が悠長に話をしていると、
土の中から5年前の信乃――髪が長く女物の着物を着た姿――を頭にのせた
巨大な蜘蛛が現れた。
「「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」」
信「うわ…うわっなんかダメ!!生理的に気持ち悪っ!!」
健「ぎゃー!!ぎゃー!!」
蜘蛛が二人に襲い掛かろうとしたその時…
黒と白い犬…四白と黒い刀身の刀を持ったAが現れ、蜘蛛を止めた。
健「どわっ!!こ…今度は何!?」
信「遅いぞ」
荘[すみませんね]
『信乃、大丈夫か?怪我してないだろうな?』
信「ん、大丈夫」
健「っA姉!!」
『お〜…これはまた見事に捕まったな健太』
健太が捕まる蜘蛛の巣を触っていると、
荘介に「やめなさい」と怒られ触るのをやめた。
荘[大体俺は外に出るなと言い置いたと思うんですけど?信乃]
信「だってさーこの馬鹿が…」
健「い…犬が喋った!?」
荘[バカは二人共です。それにしても何です?あれは、
囮にしては出来がいいですね、男を誑かすあたり]
信「何だと!?」
『現につかまってるだろお前』
そう言うと、健太は俯きながら「や…面目ないってゆーか」と言った。
そんなやり取りをしていると、信乃が村雨を呼び、村雨は刀の姿になった。
信「ったくなー頭に紛らわしいモンつけてんじゃねーよ!はた迷惑な!!」
信乃が怒ると蜘蛛は「ウォォォォォォォ」と咆え信乃へと向かっていった。
事情を知らない健太は逃げるように言うが、荘介は悠長に「平気ですよー」と言いながら
健太に絡みつく蜘蛛の巣を引っ張っていた。
『村雨を持った信乃に敵う奴なんかいねーから
っとこれ取れないな…健太少し動くなよ?蜘蛛の巣斬るから』
健「え!?斬る!?斬るって…!?」
『荘下がってろ』
荘[はい]
健「えぇ!?その犬、荘兄!?」
『はーい健太動くなよー』
健「え!?あっ!ちょっ…!!」
Aが刀をかまえた時、信乃が巨大蜘蛛を頭から真っ二つに斬った。
『…お見事』
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ユウ(プロフ) - これからどうなるか楽しみです、更新頑張ってください。 (2016年7月18日 19時) (レス) id: cb3c3b9b5b (このIDを非表示/違反報告)
緋桜(プロフ) - とても面白かったです♪更新頑張ってください(o´罒`o) (2015年7月16日 19時) (レス) id: eb15f18390 (このIDを非表示/違反報告)
しー - はじめまして!八犬伝が好きで読ませていただいてます。とても面白くて、ハマってしまいました!更新楽しみにしています! (2014年7月27日 21時) (レス) id: c72d9a9167 (このIDを非表示/違反報告)
紳士(仮) - 更新がんばて下さい。応援してます...それと、この作品好きです (2014年4月11日 19時) (レス) id: c0cc1e52ee (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - この小説面白いです!八犬伝が好きでハマっています(●^−^●)蒼カッコいい♪更新の再開待ってます! (2013年11月28日 17時) (携帯から) (レス) id: 5825e14575 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼院 ツバサ | 作成日時:2013年8月1日 13時