八犬伝―東方八犬異聞― 『私の大切なもの…』

第三話 ページ5

夕食後


浜「最近、よく村の人がここに姿を見せることが多いの」

『あぁ…確かに』


浜路の淹れたお茶で先生達とともに雑談をしていた


柾「そうですか
　ミサには相変わらず誰一人として来ないようですが
　こんな村はずれまでわざわざご苦労な事ですね」

浜「もー先生ったら違うわよ！！」

『？違ぇの？』


マフィンを片手に浜路を見てそう聞くと…

浜「そうよ！
　あの人たちの目的はもちろんワ・タ・シ･
　わかるわ〜こんなさびれた小さな教会にこんな美少女がいるんですものね」


と頬に手を当てながら言った


柾「花嫁修業なら今からでも遅くありませんよ」

『でもこのマフィンへｎ…いや…独特の味がする…』

浜「捨てたら許さないわよ」

『(だと思った…)』

そう思いながらAはマフィンを一口かじった…
―――やっぱり変な味がする…

柾「でもまぁ浜路の花婿候補が見つかるのはいいことですが
　あまり人目に付くと困ったことになりそうですね
　私達3人はともかく…
　Aと…あの二人は普通ではないのだから」

『……』

第四話→←第二話

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す