第一話 ページ3
――境界――
天気の良い夏の日
教会の一室でお茶を入る少女―浜路の歌を聴きながら
藍色の髪の少女―Aは本を読みながら外の様子をうかがっていた。
「うーんやっぱり浜路は可愛いな・村一番・」
「他の女どもが悔しがるはずだぜ」
「バーカ村の泥くせぇ女共と比べたらあいつらが可哀想だろ」
「顔も声も綺麗スタイルもばっちり・だもんな」
そんな浜路を褒める声が窓際に座るAには丸聞こえだった。
徐々に彼等の話題は壮介の話題へと変わり、「壮介を殺す」と言い出した。
『(荘を殺す…なぁ…これは聞き捨てならねーな…)』
パタン…と本を閉じ窓の外に目を向けると
村の若者3人は木の上を見上げ怒鳴り声を上げていた
『(信乃の奴…煽ったな…)』
浜「あら?A?外がどうかしたの?」
『ん?浜路は気にしなくていーよ?』
浜「そうなの?なら信乃を呼んでくれない?お茶がはいったの」
『おう。』
本を置いたAは窓を開け木の上に座る信乃を見た
『信乃!茶がはいったらしいから降りて来い』
信「へーへー」
『貴方方もいかがですか?浜路が淹れたんですよ』
「「「ハ…ハイ!喜んで!」」」
信「…で、本日のお茶って何?」
浜「センブリとどくだみと高麗人参とスッポンの血をブレンド」
あとヒルガオとスイカズラ…体にいいわよ?と付け加える浜路
一方村の男達はお茶のまずさに気を失いかけ、村雨はまずっと言っていた。
『(相変わらず変な色してるな…)』
黒[俺からすればよく飲めるなお前…]
『(もー慣れた)』
自分の中から話しかけてくる黒狼…黒にそう返しながら
Aは平然とお茶を飲んだ。
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ユウ(プロフ) - これからどうなるか楽しみです、更新頑張ってください。 (2016年7月18日 19時) (レス) id: cb3c3b9b5b (このIDを非表示/違反報告)
緋桜(プロフ) - とても面白かったです♪更新頑張ってください(o´罒`o) (2015年7月16日 19時) (レス) id: eb15f18390 (このIDを非表示/違反報告)
しー - はじめまして!八犬伝が好きで読ませていただいてます。とても面白くて、ハマってしまいました!更新楽しみにしています! (2014年7月27日 21時) (レス) id: c72d9a9167 (このIDを非表示/違反報告)
紳士(仮) - 更新がんばて下さい。応援してます...それと、この作品好きです (2014年4月11日 19時) (レス) id: c0cc1e52ee (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - この小説面白いです!八犬伝が好きでハマっています(●^−^●)蒼カッコいい♪更新の再開待ってます! (2013年11月28日 17時) (携帯から) (レス) id: 5825e14575 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼院 ツバサ | 作成日時:2013年8月1日 13時