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第十一話 ページ14

――邂逅――


列車にて

信乃、荘介、Aの3人は帝都へ行く列車の一等車両に居た。


荘「信乃、こっちですよ」

信「おう!」

『あれ?信乃、村雨は?』

信「村雨なら中
 外に出すとうるせーからな面倒だし」

荘「まぁ無難ですね。あ、ここです」


荘介が一室の扉を開くと、部屋は真夏だというのに冷気が出てきた。
部屋の中はとても冷えていて、一人の眼鏡の男性が座っていた。


荘「すみません、目的地まで相席よろしいですか?」

「ああかまわないよ」

荘「ではお邪魔いたします。信乃は窓側にどうぞ
 帝都につくのは夕方ですから眠っていてもかまいませんよ」

信「んー」


外を見ながら答える信乃
Aは眼鏡の青年に「隣、失礼します」と言い座った。


「三人とも教会の人間か?兄弟?」

荘「はい…のようなものです」

「教会の奴にしてはずいぶんいい身分だな
ここは一等車両だ、それともいつもそうなのか?」

荘「いいえ?俺一人ならともかく、今日は連れがいるので…帝都までは長旅ですしね」

信「荘介、A」

荘「?どうかしましたか?」

『どうした?信乃』

信「外、雨すごい」


信乃に言われ、外を見てみると外はいつの間にか大雨になっていた
眼鏡の青年が「車掌が嵐が近づいていると教えてくれた」というのを3人に教えてくれた。


信「さっきまで晴れてたの…ぶしっ!」

荘「信乃?」

『雨の所為で冷えたみたいだな…私のコート着るか?』

荘「いいですよA、俺のを貸しますから
 今ラウンジに行って、温かい飲み物を貰ってきます。」

信「んー」


荘介は信乃に自分のコートをかけ、部屋を出ていった。

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ユウ(プロフ) - これからどうなるか楽しみです、更新頑張ってください。 (2016年7月18日 19時) (レス) id: cb3c3b9b5b (このIDを非表示/違反報告)
緋桜(プロフ) - とても面白かったです♪更新頑張ってください(o´罒`o) (2015年7月16日 19時) (レス) id: eb15f18390 (このIDを非表示/違反報告)
しー - はじめまして!八犬伝が好きで読ませていただいてます。とても面白くて、ハマってしまいました!更新楽しみにしています! (2014年7月27日 21時) (レス) id: c72d9a9167 (このIDを非表示/違反報告)
紳士(仮) - 更新がんばて下さい。応援してます...それと、この作品好きです (2014年4月11日 19時) (レス) id: c0cc1e52ee (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - この小説面白いです!八犬伝が好きでハマっています(●^−^●)蒼カッコいい♪更新の再開待ってます! (2013年11月28日 17時) (携帯から) (レス) id: 5825e14575 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼院 ツバサ | 作成日時:2013年8月1日 13時

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