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第八話 ページ11

翌朝


『ん…』

黒[起きたか、A]


Aは自室で目を覚まし、いつもと違う感覚に、眉間にしわを寄せた


『…結界か…?』

黒[そのようだ。教会をふくむ森全体が、囲まれている]

『目的は…信乃か?』

黒[いや、お前達3人だろうな。召喚状のこともある]

『…まぁいいや。大丈夫だろ』


Aは白いYシャツに黒いズボンとコートという服に着替え、部屋を出た。


『おはよう…って何この状況?』


皆は外にいて、みんなの前には狐の面を付けたやつが5人立っていた。


[犬塚Aだな?]

[主の命によりお主も連れていく]

『あぁ…?』

荘「いきなり喧嘩腰ですかA」

『荘、なにこいつら?』

荘「お迎えだそうですよ」

[お主、そちらの子供と同じく時を止めたな?]

「「「「!?」」」」

『…』


狐面の言葉に皆は驚いた。
Aの姿は信乃と違い、18歳の姿。
荘介や浜路と共に今まで成長をしていたからだ。

信「どういうことだよA!?」

『…後で説明する』

[お主等は何と命を共にした?]

[主は知りたがっている。それは何かと]


狐面がごちゃごちゃと言っていると信乃は「ケッ」と言った
先生は無言で十字を切っていた。


信「お前らゴチャゴチャとうるせぇなあ。これが何か知りたいって?
 いいぜ、教えてやるよ…なぁ?「村雨」」


信乃はそういうと、向こうの結界の中にもかかわらず
右腕から村雨を出し、狐面を消し、
一方Aは、刀の姿の黒を使って結界を壊した。

浜「あ」

荘「よかったですね。壊れたみたいですよ?結界」


二人の無茶に絶句する先生に悠長にそう言った荘介は
浜路と共に朝食の準備に取り掛かった。

先生の心労は増えていく一方だった

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ユウ(プロフ) - これからどうなるか楽しみです、更新頑張ってください。 (2016年7月18日 19時) (レス) id: cb3c3b9b5b (このIDを非表示/違反報告)
緋桜(プロフ) - とても面白かったです♪更新頑張ってください(o´罒`o) (2015年7月16日 19時) (レス) id: eb15f18390 (このIDを非表示/違反報告)
しー - はじめまして!八犬伝が好きで読ませていただいてます。とても面白くて、ハマってしまいました!更新楽しみにしています! (2014年7月27日 21時) (レス) id: c72d9a9167 (このIDを非表示/違反報告)
紳士(仮) - 更新がんばて下さい。応援してます...それと、この作品好きです (2014年4月11日 19時) (レス) id: c0cc1e52ee (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - この小説面白いです!八犬伝が好きでハマっています(●^−^●)蒼カッコいい♪更新の再開待ってます! (2013年11月28日 17時) (携帯から) (レス) id: 5825e14575 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼院 ツバサ | 作成日時:2013年8月1日 13時

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