悪魔学校バビルスへ ページ1
サリバン様とオペラ様に全てを話し｢イルマ｣様に会いたいと頼んだ私は､サリバン様の提案により現在悪魔学校バビルスへと連れてかれていた
[
「大丈夫ですよ｣
『オペラ様…』
「今から行く所はバビルスにある王の教室､ロイヤル･ワンだよ〜｣
『カルエゴ様から｢イルマ｣様達が許可書を集め使えるようにしたと聞いてます｡ですが…』
「心配しなくてもバビルスにはカルエゴ君もいますし､私が一緒に居ますよ｣
『はい…』
「あれ？僕は？｣
サリバン様がプンプンと｢僕もいるのにー！｣と文句行っているけれど私の心臓はうるさくなっていた
視界が見えない、感じられない真っ暗な世界…音だけで行動するのがこんなに怖いものだったなんて､[ﾘﾁｪﾙｶ]が使えなかった時の私は気付きもしなかった
ガタンッ…
「さ！着いたよー､ここから少し歩くからね｣
『はい』
「Aさん､降りますよ｣
『きゃっ』
オペラ様が抱っこで馬車を降ろしてくれた…
その後はオペラ様にｴｽｺｰﾄされながら王の教室へ向かう､暫く歩いているとザワザワと賑やかな声が聞こえてきた
「あ"あ"あ"
誰かの大声が聞こえ､咄嗟にオペラ様の手を強く握りしめてしまった
「おや､あれは…｣
強く握りしめてしまった手をオペラ様は気にする様子もなく､何処か楽しそうな声で言葉をこぼしたのが聞こえた
《わぁぁ！》｢何 !?｣｢怖ッ！｣
口々に聞こえる声と叫び声…に私はｵﾄﾞｵﾄﾞしてしまう…
オペラ様が背中を宥めるように叩いていて｢大丈夫ですよ｣と言って､私の手を先に進むようにｴｽｺｰﾄした｡真っ暗な視界と賑やかな沢山の悪魔の声…
心臓が痛いほど大きくなり恐怖が頂点まで達しそうだった｡暫く進んだ後､オペラ様の足が止まり､私も足を止めれば聞き慣れた声が聞こえた
「腐れ縁だな､しかし…いきなり来るんじゃない｣
「そうだよね､みんなビックリしてるもんね」
カルエゴ様とシチロウ様の声が聞こえ少しホッとしていると､また誰かの叫び声が聞こえﾋﾞｸﾘｯ！と身体が跳ねる｡オペラ様がカルエゴ様が生徒を教育しているだけだと言ったので少し安心し笑ってしまった
「それじゃあ､行こっか｣
サリバン様の急な言葉に私は動揺した
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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (2023年2月19日 0時) (
レス) @page6 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
レイ・フーガ・チュレイン - めっちゃ面白いです！一気読みしちゃいました！！これからも頑張ってください！ (2022年8月28日 13時) (レス) @page6 id: 6b74fe665f (このIDを非表示/違反報告)
モカ - 凄く面白かったです‼更新も頑張ってください‼‼ (2022年8月26日 2時) (レス) @page6 id: 68e38e087b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこ | 作成日時：2022年3月1日 5時
