エンマ大王が誘拐されちゃった！？ ページ4
ケータside
ケ「ふわぁ〜……」
俺の名前は天野ケータ。普通の小学5年生。
ある日、妖怪が見える妖怪ウォッチを手にして、たくさんの妖怪と友達になれるようになったんだ。
ケ「…ウィスパー、ジバニャン、おはよ…」
俺が寝ぼけた目をこすりながらベッドから起き上がると、二人は妖怪テレビの前に並んで座っていた。
突然の事に、俺の眠気は吹っ飛ぶ。
ジ「ケータ、おはようニャン」
ウ「おはようでウィス〜！！
ほーらほら、ケータくんもこっち座って下さい」
ケ「わっ、ちょ、押さないでよ…」
ウィスパーに急かされ、俺はテレビの前に座る。
ケ「もー、いきなり何？」
ウィ「実はですね…」
ジ「さっき、ぬらりひょん議長から『緊急発表があるから全妖怪と妖怪ウォッチを持ってる人間は必ずテレビを見るように』って通達があったんだニャン」
ウィ「あんた！今わたくしの説明取ったでしょう！？」
ジ「うるさいニャン！」
もーうるさいなぁ二人とも…
それよりも…
ケ「緊急発表…？
また何かあったの？」
ジ「さぁ？」
そうしていると、テレビの画面がいきなり切り替わって、慌ただしい顔の妖怪ニュースキャスターが出てきた。
ジ「あっ！多分これニャ！」
ケ「あれ？何かこの妖怪、顔が真っ青になってない？」
ウィ「そうですかぁ？」
ニュースキャスター『り、りりり臨時ニュースをお伝え致します！
"昨夜、妖魔界を収める王・エンマ大王様が、誘拐されました"！！！』
「「………え？/ニャ？」」
俺もウィスパーもジバニャンも、ビックリしすぎて一瞬目が点になる。
…エンマ大王が、誘拐、されたぁぁぁ！？！？
「「「……え、ぇぇぇぇぇーーー！？！？！？」」」
ウィ「ウィ、ウィスゥゥゥ！？」
ウィスパーは驚きのあまり廊下とか壁とかに激突する。
ジ「マジかニャ！？」
妖怪ニュースキャスター『ぬらりひょん議長が部屋に入った時には既にいなくなっており、「エンマ大王様、お借りします」という紙だけが残されていたと報告されています。
ただいま、現場と中継が繋がっています！現場のタラコくちびるさーん！』
妖怪ニュースキャスターにそう言われ、画面は分厚いくちびるの妖怪とエンマ大王の屋敷に切り替わった。
タ「はい！こちらタラコくちびるです！
私は今、事件現場のエンマ帝の前にいます！」
ーーーーーーーーーー
「タラコくちびる」という妖怪はオリジナル妖怪です！
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布教する猫(プロフ) - 玲音さんコメントありがとうございます！題名変えました！(急ですみません！前のが良かったら戻します！) (5月6日 11時) (
レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
玲音(プロフ) - 初コメ失礼します！タイトル、変えましたか？（変えてなかったらすいません！！）これからも、更新頑張ってください！応援してます！！ (5月6日 11時) (レス) @page14 id: 6d322150f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：布教する猫 | 作者ホームページ：nhatev-hdfs yue1
作成日時：2023年6月20日 7時
