エンマ大王の彼女は超強い！ ページ12
キュウビは軽く手を振ると、探偵事務所から颯爽と消えて行ってしまった。
ケ「行っちゃった…」
フ「コマさん、コマじろう。
お前たちは昨日の夜、何か変な事はなかったたか？」
コマ「寝ていたから、知らないズラ…」
コマじろ「あっ！
兄ちゃん兄ちゃん！あったズラ！
昨日の夜の鈴の音！」
コマ「鈴……あーっ！あの綺麗な音色の！！」
鈴の音…それって、さっきジバニャンも言ってたよね…
コマ「オラが眠っていた時、もんげー綺麗な音色が聞こえたんズラ。オラそれで目が覚めて、ちょっと気になって空を見上げたら……」
ケ「み、見上げたら…？」
コマ「…もんげー綺麗なお星さまとお月様見えたんズラ〜！
そん時、コマじろうが起きてきたから、一緒に夜空を眺めたんズラ〜」
ズコーーーッッ！！
ウィ「夜空は今関係ないでウィス！」
ケ「何か見たのかと思ってドキドキしたニャン！」
フ「それで、他には？」
コマ「いんや、何も見てないズラ…」
コマじろ「…あっ！にーちゃんにーちゃん！オラ見たズラ！変なヤツ！」
フ「本当か！？」
コマじろ「夜空にチラッとだけど、なんか黒い影がみえたんズラ！」
U「黒い影……これは怪しいダニ！
早速、調査開始ダニ！」
イ「現場に行ってみましょう！！」
…そうして、俺たちはコマさん達の家にやって来た。
U「黒い影はどこで見えたんダニ？」
コマじろ「あっちズラ！
あっちから、こっちに消えちまったズラ！」
コマじろうは遠くの空を指差すと、ススススッと指を動かしていく。
ケ「あれ？その方角……俺ん家がある方じゃん！」
フ「なるほど、ケータの妖怪メダルを取りに行く前だったのか…
そいつの姿は見ていないのか？」
コマじろ「月明かりだけだったから、暗くてあんま見えなかったけんど…
じゅうたんの上に乗って、黒い巫女さんの服に赤い模が描かれた黒い狐のお面を被った妖怪がいたズラ。
見えたのは一瞬だけだったズラけど、何だかとっても綺麗だったな妖怪ズラ〜」
全身黒い服、黒い狐の面……
イ「フーム、いかにもと言った感じですな」
ウィ「怪しすぎますが、そんな奴どこにいるんでウィスか〜…」
コマ「それって、
ケ「……え？」
…コマさんの言う事に、みんなで顔を見合わせて一斉に振り向く。
………そこには、いかにも怪しい妖怪がいた。
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布教する猫(プロフ) - 玲音さんコメントありがとうございます！題名変えました！(急ですみません！前のが良かったら戻します！) (5月6日 11時) (
レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
玲音(プロフ) - 初コメ失礼します！タイトル、変えましたか？（変えてなかったらすいません！！）これからも、更新頑張ってください！応援してます！！ (5月6日 11時) (レス) @page14 id: 6d322150f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：布教する猫 | 作者ホームページ：nhatev-hdfs yue1
作成日時：2023年6月20日 7時
