いずーんの？ ページ7
こちらは零さんに続き番外編です。
宜しくお願いします。
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｢ねぇ、ちょっと。｣
声がした。
しかも私がとてつもなく嫌いな人(苦手)。
『(っ、ここで捕まったら殺されるっっ！)』
声の主を無視し、走った。
ちなみにここは学校であり、廊下です。
見つかったら生徒会にフルボッコにされます。
そんなのは声の主に捕まるよりも痛くも痒くもない。
ヘッチャラでありまする。
｢はぁ！？あんた俺のこと無視する気！？チョ〜うざぁい！｣
お分かりであろう 瀬名泉 である。
『なんだよぉ！こんな所で声かけてくるんじゃない！です！』
泉｢お前は敬語使えないわけぇ！？｣
『そーですよ！不自由ですわよ！なにか問題でもあるかぁああ!!!』
泉｢チョーありありなんだけど！｣
捕まるまいと思い、必死に逃げた。
『はぁっはぁっはぁっ、もっ、むりぃっ、』
泉｢はぁっはぁっ、あんた、どんだけだよっ｣
結果。
走り疲れて裏庭でコケた。
泉先輩も止まった。
全力疾走だったからかなりの消耗。
『い、ず先輩が、はぁっ追っかけて、来るからっ、はぁっはぁ…』
泉｢好きで、追っかけた訳じゃな『ぅう"う"ぇええっ、ゴホッゴホッ!!!』ちょっ、汚なっ!!!｣
ああ、盛大に吐いてしまった。
『ふぁっ…あ、ご、ごべんなざぃぃい!!!』
泉｢ちょっと、｣
『ごろじでぇぇええ!!!』
泉｢意味わかんないから！｣
『泉先輩…逃げちゃってごめんなさい。』
泉｢はぁ、いいよ、もう。｣
あれから泉先輩はああ言ったものの素早く掃除をしてくれた。
面倒見がいいなぁ…なんて思いながらせっせと掃除をしてくれてる泉先輩を見ていた。
『泉先輩ってやさしいんですね笑』
泉｢はあ！？////｣
『照れ屋さんでもあるんですね。顔真っ赤ですよ？ふふっ、』
泉｢っ、うるさいよ。｣
『そうゆう所、私はいいなぁって思いますけど？』
泉｢っ、あっそ////｣
そっぽ向いちゃった。
やりすぎたか。
『…そう言えば、私に用があったんじゃなかったですか？』
泉｢…もういい。｣
『えー？気になります！』
泉｢…いいってば。｣
『いずーん先輩って呼びますよ。』
泉｢はあ！？……誕生日…。｣
『…はい？』
泉｢誕生日…あんたに祝って欲しかった…だけ。｣
『え？過ぎたんですか？』
泉｢11月2日。｣
『え？…まさか。』
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まほ(プロフ) - ルイＰさん» ありがとうございます！面白いと言ってくれて嬉しいです！長くなりそうなんですが、諦めず頑張ります！ (2017年2月5日 20時) (
レス) id: 288c5b0020 (このIDを非表示/違反報告)
ルイＰ - 姉弟愛さいこうです！すごく面白いです！更新頑張ってください！ (2017年2月5日 18時) (レス) id: 8f215b8f3d (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - コアラのマーチさん» コメントありがとうございます！とっても嬉しいです！！多分結構続きそうなんですが頑張ります笑 (2017年1月30日 20時) (レス) id: 288c5b0020 (このIDを非表示/違反報告)
コアラのマーチ - とても面白いです！続きが気になって仕方ないです！更新頑張ってください！ (2017年1月30日 19時) (レス) id: c5667e17f6 (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - S･Tさん» コメントありがとうございます！ それは後からのお楽しみです笑 (2016年12月15日 6時) (レス) id: 288c5b0020 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：吉カナ | 作成日時：2016年12月12日 20時
