第９話 ページ10
貴女「いや〜疲れた〜すっごく疲れた〜！」
私はすぐに眠り込んでしまった
貴女「あれ？………ここどこだ？」
目を覚ますと夜でなんか森みたいな所に
私は１人でいた
貴女「あの子は誰？……」
ちょっと先にいるのは真っ白なぼやけた小さい子供
？？「〜〜君！一緒に遊ぼうよ！」
貴女「え？」
？？「〜〜君、何でこんな冷たい川の中
入っていけるの？」
そこで私は目が覚めた
貴女「夢？………待って、今の夢が本当なら
私の初恋の人は川に自ら入れる人？だから
セシル君じゃない？」
私は自分の頭を両手で抑えた
意味がわからない……私がセシル君だと思ってた人は違う人で
コンコン
部屋のノックがなったので私は開ける所にした
貴女「何？」
そこに居たのは
愛島「ちょっと話したいことがあったのです」
貴女「いーよ、どーぞ中入って」
私とセシルくんは机に向かい合わせになって
座った
愛島「お久しぶりです。A…」
貴女「久しぶり、セシル君」
私はなるべく顔を見ずに続けた
貴女「用は？」
愛島「用はないです、喋りたかっただけです。」
貴女「女好きじゃん(｡-_-｡)」
愛島「女好きではないです！！私は、女で
愛してるのは春歌、好きなのはAなのです！」
へ〜不倫状態ね〜
貴女「なにが言いたいの？」
愛島「本当に綺麗になっていてビックリしました。
でも、私の初恋の人はAです、性格も変わってなくて
安心しました。」
貴女「で？」
愛島「Aの初恋の人は誰なんです？」
貴女「わからない………」
愛島「ん？どうしてなんですか？」
貴女「わかんないの！恋はしたことあるけど
小さい頃に………今までセシル君だと思ってた
だけど違ったの、もう１人私は出会ってて
でもその人の顔と名前が出てこないの………」
愛島「A…………」
貴女「もういいでしょ！出てって！！」
そう言ってセシル君の背中を押しドアに寄せた
愛島「A……、疲れたらいつでも話してください。
私も何か力になります」
貴女「疲れることなんて………ないから！！」
そう言ってセシル君を追い出した
とりあえず……作曲しようとしたが
全くイメージがわかないので、外に出ることにした
私は隅っこの木にもたれて座り込んだ
今までのことを精一杯思い出そうとした
でも、思い出せなかったんだ
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作者名：キラリ☆彡 | 作成日時：2017年10月8日 17時
