第三期一話後編 《ダンボくんのお話》 ページ5
零視点
ハク「違、わない。違わないもん。キリ、さん、ごめ、ごめんなさい。」
地面に力を失ったようにへたりと座り込む。
呆気に取られてるタブーさんを他所にキリンさんを自由に動けるように縄等をほどいていく。
キリ「やっと、動けるようになった…あ！ハック、ほんっとうにごめんな。まじでごめん、あの時ふざけて…」
動けるようになった途端、ハックに謝罪の雨を降らしている。
ハク「違うもん、俺が、大人気なく起こったせいっすよ…」
こちらも負けじと雨を降らす。
どうにもならなくなる前に間に間に合ってよかった。
零 「タブーさん、止めててくれてありがとうね。」
タブ「ギャパパ…そんな事よりお前その傷どうしたんだよ。」
胸の紅い所をさす。
素直に感謝を受け止めて、スルーされたぞおい。
てかパーカー忘れてた。どうしよ。
明日買いに行かなきゃな…じゃないと変な服着せられる。
タブ「零？」
やべ、少し違う事考えてた。
んー、今回も適当に誤魔化すか。
零 「…さてどうしてでしょうね？」
お得意のスマイルをかます。
タブ「ギャパー！！この前もそれやっただろ！ぶっバラしてやろうか？！」
そう言いチェンソーを持ち出す。
零 「やってみなー！勿論避けるけど。」
タブ「生意気だぞ！！」
そのままチェンソーを振り回すが当てる気はなさそうだ。
後ろを振りかえれば仲直りし終わったであろうキリンさんとハックが見える。
良かった、壊れないで。
治せてよかった。
紅 (今回も頑張り過ぎだぞ。怪我しすぎだ。)
数秒で俺は治るし、こうしないと俺は助けられないから。
紅 (少しは自分の事も考えろ。俺が一番心配してんだぞ！？)
俺の実力を一番知ってるでしょ？そんな簡単に死にやしないよ。それに、紅は霊体なんだから死なないし。
紅 (俺は自分じゃなくて零を心配してるんだ！)
ありがとうね。俺は大丈夫だから。
紅 (本当に大丈夫かね…)
大丈夫、だから心配しないで紅。
紅 (お前の大丈夫は信用できない。たまにはだいじょばない位言え。)
ありがとうね。
この日常は守ってやるんだ。
絶対はないけど、こうやって五人でわちゃわちゃしてるのが幸せだから。
壊したくないから、壊されたくないから。
俺が守るんだ。
＿＿＿＿＿
今回の引用元
「ダンボくん」段ボール人形と"愉快な"お兄さんのショータイム【怖い話】【アニメ】【都市伝説】
https://www.youtube.com/watch?v=e9gWBISbR0U&t=107s
第三期二話前編 《ハックが幽霊と結婚するって話、まぁさせないけどね？》→←第三期一話中編 《ダンボくんのお話》
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 9人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
陽炎/蜃気楼(プロフ) - 無の人さん» こちらこそ、ここまでお付き合いいただきありがとうございました！楽しんでいただけたなら何よりです！あぁあ…オリキャラの方にまで嬉しいお言葉…本当にありがとうございます！また何処かの作品でー(＊^^＊)/ (2021年3月14日 0時) (
レス) id: 65a99cfd91 (このIDを非表示/違反報告)
無の人 - 完結おめでとうございます！遅くなって申し訳ないです...他作でも会いましょう！それでは！素晴らしい作品をありがとうございました！とっても楽しかったです！主さん！元気で！零！ヤルミナメンバーと仲良くな！それでは！ (2021年3月13日 20時) (レス) id: 3661fca636 (このIDを非表示/違反報告)
陽炎/蜃気楼(プロフ) - 無の人さん» ただいま！！はいです！頑張ります(｀・ω・´) (2021年2月16日 16時) (レス) id: 65a99cfd91 (このIDを非表示/違反報告)
無の人 - おかえりなさい！投稿ゆっくりでもいいので頑張って下さい（笑） (2021年2月15日 19時) (レス) id: 3661fca636 (このIDを非表示/違反報告)
陽炎/蜃気楼(プロフ) - 無の人さん» あけおめです！ありがてえございます！頑張りますね(*´∀`*) (2021年1月2日 1時) (レス) id: c9ecb5a106 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：陽炎/蜃気楼 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1210kagero1/
作成日時：2020年12月27日 19時
