第三期第四話 《怪我の謎》 ページ14
＿部室＿(キリン視点)
あれから…零がクソトカゲと戦ってからずっと気になってる事がある。
それはあの怪我の事だ。
確かに俺は、あの時、脇腹が欠損している零を見た。
飛び散る血も、這いつくばって動けなくなった零も。
だから思わず叫んだんだ。ふっといつの間にか無くなってしまいそうで。
でもたった一秒後に立ち上がってまた煽り始めた。どこから出したか分からない剣を構えて。
タブーはそこだけ見たから、俺がさも変な奴に見えただろう。
そこからすぐ声を掛け、戦闘を中止させた。
タブーのレーザーで倒し、ハックが目覚めた後改めて零を見たんだ。
パーカーは脇腹部分が不自然に破れ、白部分が少なくなり、紅色に染まっていた。
ただ破けた部分からは傷一つない白い肌が覗いていた。
その異常さに二人も首を傾げ訪ねたがはぐらかされるだけだった。
それについてハックとタブーにも相談した。
そしたら俺がダンボ君になった時銃に撃たれた零を見たと言われた。
服は破れていたが、同じくそこから除く肌は傷一つなかったそうだ。
んでますます謎だし、気になるから今日聞いてみる事にした。
今はハックと一緒にパソコン覗いてる。
ならべく自然に…
キリ「なな、零！」
零 「んー？なんですか？」
へらっと笑ってすぐ反応する。
コイツがあれだけ煽って戦ってたとか意味わからねぇ。
キリ「零って、人間じゃないのか？」
零 「は？」
ピタッと凍り付く空気。
なんかやらかした気がするが無視だ。
キリ「ほら、クソトカゲと戦った時服はボロボロだったのに体は無傷だったろ？それに相手の記憶視れたりとか、なんか凄いから。」
確かにと納得する二人に、一人考えるこむ。
急すぎたか？と焦る俺に
零 「んじゃ、俺の話を聞いてくださいよ。」
とニコッと笑いそう言う。承諾する一同。
なんか面白い話でもあるのかと期待の目が零にあつまる。
零 「これはずっとずっと前の昔の話。」
その一言から始まった。滔々と話す彼の目は懐かしむような、ここではない何処か遠くを見つめていた。
第三期五話 《また明日も》→←第三期二話後編 《ハックが幽霊と結婚するって話、まぁさせないけどね？》
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陽炎/蜃気楼(プロフ) - 無の人さん» こちらこそ、ここまでお付き合いいただきありがとうございました！楽しんでいただけたなら何よりです！あぁあ…オリキャラの方にまで嬉しいお言葉…本当にありがとうございます！また何処かの作品でー(＊^^＊)/ (2021年3月14日 0時) (
レス) id: 65a99cfd91 (このIDを非表示/違反報告)
無の人 - 完結おめでとうございます！遅くなって申し訳ないです...他作でも会いましょう！それでは！素晴らしい作品をありがとうございました！とっても楽しかったです！主さん！元気で！零！ヤルミナメンバーと仲良くな！それでは！ (2021年3月13日 20時) (レス) id: 3661fca636 (このIDを非表示/違反報告)
陽炎/蜃気楼(プロフ) - 無の人さん» ただいま！！はいです！頑張ります(｀・ω・´) (2021年2月16日 16時) (レス) id: 65a99cfd91 (このIDを非表示/違反報告)
無の人 - おかえりなさい！投稿ゆっくりでもいいので頑張って下さい（笑） (2021年2月15日 19時) (レス) id: 3661fca636 (このIDを非表示/違反報告)
陽炎/蜃気楼(プロフ) - 無の人さん» あけおめです！ありがてえございます！頑張りますね(*´∀`*) (2021年1月2日 1時) (レス) id: c9ecb5a106 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽炎/蜃気楼 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1210kagero1/
作成日時：2020年12月27日 19時
