後日談1・告白 ページ1
「わたしは…花宮くんのことが
好きだよ…///」
ずっと秘めていた想いを伝えてしまった。
この関係を壊すのが怖くて、でも
もう気持に歯止めがきかなくなってしまったのは
あの事件【廃病院怪異危機脱出】が
あったからだ。
後悔して死んでいくのは嫌だ。
「っ…・・・は
冗談だろ?
危機的状況下で、つり橋効果か何かで…」
彼の顔が赤いのは夕暮れのせいだろうか
それとも少しは期待してもいいのだろうか?
「ふふ、相変わらず、ひねくれてるけど
今回の出来事で好きになったんじゃなくて
その前から好きだったんだよ」
私は精一杯の笑みを浮かべる
「…そうか、その」
花宮くんは珍しくとても困った顔をしている
「これからも、一緒にいてもいい?」
部活マネジャーは、霧崎の皆が
好きだから続けていきたい
「はぁ…マジかよ、お前趣味わりぃな」
そう言って、自分の顔に手を当てる。
表情はよくわからない
「それ、自分で言っちゃうの?」
この恋がたとえ駄目だとしても・・・・
いつも通り接して友達でも
いいから
今後も一緒にいたいと思った。
危険な状況下でつり橋効果とかも
今思えば多少はあったかも(告白に関して)
勢いって怖いな←
(もしかしなくても、私、はやまった?!)
あわあわと内心焦っている私は
近づいてくる花宮くんなんて見えてなかった
「あー…今更なしとか、ないからな」
そう言った、花宮くんの顔が近づいて
唇に柔らかい感触がする
「ん…?!」
いつもは気付かないけど
丹精な顔つきで整った顔
「ん・・・っ」
ときおり漏れる、吐息に
ドキドキしすぎて
もうなにも考えられnnnnnn
頭の中が真っ白になり
それから、我に返ったのは暫くしてからだった。
「あの、これって、その…///」
キスしたんだ私、花宮くんと
「…お前でもそんな顔するんだな」
少し驚いた顔をする、花宮くん
「花宮くん…その、ありがと?」
照れくさくなりながらもそう伝えた。
「なにに感謝されてんだよ・・・俺は」
そう言ってそっぽを向いたまま
歩き出した。
そんな花宮くんの耳が赤いことに気付く
「これからも、宜しく!」
ひねくれた、恋人の背中にそう呟いた。
言葉がなくても、十分な返事(キス)をもらえたことに
幸せと安堵を覚えた。
258人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
二次元依存症 - あれ? っていうセリフの続きみたいです!しつれいですが更新お願いします!これからも頑張ってください! (2020年6月5日 12時) (レス) id: 6c212b079c (このIDを非表示/違反報告)
針宮(プロフ) - 征羅さん» がとうございます!そうなんです、名前呼びにいくまでのもどかしい関係をかいていきたいと思っていてそのうち名前呼びになりますwリクエストにお答えして初デート編書かせていただきます〜亀更新ですが気長にお付き合いくださいませ〜 (2020年5月31日 19時) (レス) id: 295d19b827 (このIDを非表示/違反報告)
征羅(プロフ) - 1から読ませていただいてすっかりファンになってしまいました。リクエスト募集と聞きましたのでよろしいですか?花宮との初デートと、夢主ちゃんまだ、花宮の事名字呼びなので、頑張って名前で呼ぶ、みたいなの書いてほしいです。これからも頑張ってください。 (2020年5月26日 14時) (レス) id: 44f8e3471a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:針宮 | 作成日時:2020年5月18日 21時