【歌い手】ウサギ男子とネコ男子【そらまふ】

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まふまふ side


「そらるさん！お風呂どうぞ！」
「…何お前ちゃっかり先入ってんだよｗｗｗ」

「お風呂どうぞ！！！」

「…おう。」


よーし、そらるさんがいないうちに告知するぞ！！！

「この後２３時から、そらまふでキャスするんでよかったら来てくだs…来てくださ…きてくだ！！！！」

若干ネタを混ぜながらもツイートする。
こうしておけばきっとそらるさんも断れないでしょ


いや〜、僕って頭いい〜。

キャス、なにしようかなぁ。


お酒でも買ってきて呑み放送でもするか。

じゃあそらるさん上がってきたら近所のコンビニに行こうかな。


「あがった〜。風呂ありがと。」
「あ！！そらるさん！２３時からキャスするんで！！！」

「は！？ん！？」

「てわけでお酒買いに行きましょう！！コンビニ！！そらるさんの家みたいな秘境にある訳じゃないんで近くにコンビニありますよ！！！」
「なんかムカつくけど、まぁいいか…。」


なんだかんだでやっぱり優しいそらるさん。

そんなそらるさん、いや、彼方さんに助けられたんだよな…。
僕はある意味幸せ者だな。


そりゃ、深夜一時にドア叩かれて起こされたり。
夜中に外に引きずり出されて殴られた時は流石に死のうかと思ったけど。

今は、凄く幸せ。

沢山の仲間、リスナーさんがいて。優しい幼馴染みがいて。


僕は、少し先にいるそらるさんを確認してから歩き出した。

真っ暗な空に満天の星が輝いていて。
君の声が聞こえたらいいのに。


なんて変な事を考えながら、この季節特有の生温い風を体に感じた。

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