【歌い手】ウサギ男子とネコ男子【そらまふ】

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you side


あのそらるさんにタメで接せたのはきっと奇跡だと思う。
後世まで受け継ごうと思った。

「「「ごちそうさま」」」

そしてそらるさん料理上手かった。
パスタ美味しかった…。


「そらるさん、お風呂沸かしてきますね？」
「ん、ありがと。」

今日そらるさん泊まりか。

じゃあ私はそろそろお暇させていただこうかな。


「じゃあ帰るね！」
「え、、あ、んー、またね！！おやすみ！」

元気に飛び跳ねるまふの髪を撫ぜた。

「また、会いましょうね。あ、LINE交換しませんか。」
「あ、私なんかでいいなら是非！」


…そらるさんとLINE交換して。

「よし、それじゃあまた。おやすみなさい。」
「はい、おやすみなさい。」


あ、敬語になっちゃったなぁ。

あの「伝説のそらるさん」にタメ使うのは難しいぞ…。


なんて阿呆らしい事を考えながら本日2度目のまふの家を後にした。


さっきまで後ろで聞こえてた言い合いは、扉を閉じた瞬間当然のように聞こえなくなって。

まるでその扉が壁だとでも言うように、私たち格差を感じた瞬間だった。


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