お嬢様の日記帳〜KZ〜２

第53話 ざつだん ページ22

Aside


アーヤが彼ピッピの美門と帰るって言うから私は麗奈と帰っている


如「ねー麗奈ー。麗奈さ、アーヤの彼ピッピが美門って知った時、めっちゃ驚いてたよね。もしかして隠れファン？」


麗「なわけないじゃん」


如「じゃあなんで驚いたわけぇ？」


麗「美門ってもう学年っていうか学校のアイドルじゃん。悲しむ人いっぱいじゃん」


如「麗奈もその1人か」


麗「違うって言ってんだろ」


如「まあね〜。もし彼女出来るなら美門みたいな先輩に推されるような子じゃなきゃって思ってるだろーからね」


麗「推しってなんだよ。先輩は身近に推し作ってんの？」


如「まあ、麗奈ちゃんたらもうちょい周りを知ったらどう？」


麗「その喋り方やめろ」


如「はいはい。つーか、推しってうちの学年の子も作ってるよ？私はないけど」


麗「マジで？」


如「ん。すごいやつ？は1年の推しは○○くんで、2年の推しは○○先輩で〜、3年の推しは○○さん！とか言ってるよ」


麗「え(引)」


如「おい。私が言ってるわけじゃないんだから引かんといて」


麗「ごめんごめん(笑)」


如「まあ引くよね〜分かるう。まあ推しなんか作ってるやつはとことん非リアってことさっ！」


麗「その解釈なんだよ」


如「まっ、といいつつも私も非リアだけどね！ねー麗奈！」


麗「Σ( ˙꒳˙ ;)」


如「(・・。)…ん？」


え？(^^;


麗「ごめん。私、彼氏出来た」


如「��(๑º口º๑)!!嘘だろ！？」


麗「ごめん、本当」


如「何、誰よ彼氏っ！なんでよ〜麗奈は非リア仲間だと思ってたのにぃ」


麗「ごめんって」


如「誰」


麗「？」


如「彼ピッピっ！」


麗「あぁ。土谷祐希(つちやゆうき)」


如「え、ソイツさ、先輩に推されてる人じゃね」


麗「人の彼氏推すなよ」


如「そこじゃねーよ」


麗「じゃあどこだよ」


如「推される=イケメンだろ」


麗「あー。私もうイケメンの基準分かんねーから」


如「えーイケメン彼ピッピ持っててもったいねー…あ"！？」


麗「どした？」


私の目線の先には…


上杉がいた


上杉は私を見て、麗奈を見て、


上「(°��°`)ｹｯ」


というとクルッと私達に背を向けて去っていってしまった


麗「あの人…何しに来たんだろ」


如「…さあ」


いや、私待ってた！？


よね！？


なんか(°��°`)ｹｯって言ってたしっ！


何何何何怖い怖い怖い


あ、麗奈がいたから？


私とだけ、話したかったとか！？

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