[D.Gray-man]ノアとエクソシストともう一つ

第108話 ページ31

貴方side



次の日の朝、私は指令室に来ていた


貴方｢コムイさん、どういう事ですか！｣


コムイ｢説明した通りだよ、Aちゃん｣


コムイさんは、腕を組みこちらを見る


貴方｢だから、どうして、任務に行っちゃいけないんですか｣


コムイさんが、ため息をつく


コムイ｢...Aちゃんさ、今まで何回単独で任務に行った？｣


貴方｢2回です｣


コムイ｢じゃぁさ、この内通信用ゴーレムを切ってたのは？｣


貴方｢……に、2回です｣


しぶしぶ答えると、コムイさんに｢それだよ！｣と指をさされた


ひとに向けて指ささないでくださいよ


コムイ｢Aちゃんは、強いよ
でも、何かがあった後じゃ遅いんだ
その為に、通信用ゴーレムがいるんだよ｣


私は思わずうつむいた


強いって分かってるんだったら、

別にいいじゃないですか


コムイ｢みんな、心配してるんだよ？

家族なんだから、心配だってするんだよ｣


……家族か


そういえば、前にもリナリーに言われたっけな


さすが、兄妹


貴方｢……わかりました
じゃぁ、その間、私は何をしてればいいんですか？｣


コムイ｢できれば、自室で休んで居てほしいんだけど、生憎今は忙しいからね

少しの間、科学班の手伝いしてくれないかな？｣


忙しいんだったら、任務行かせてくださいよ……
どうせ、エクソシストも忙しいんだから


と言いたいが、どうせさっきみたいに口論が続くだけだら、黙っとくけど


貴方｢…わかりました｣


コムイ｢もう、リーバー君には言ってあるから、そのまま向かってね｣


決定事項だったんだ


貴方｢わかりました、失礼します｣


私は、指令室を出た後、ため息をついた


つまり、外出禁止って所かな？
しばらく、ロード達と会えないだろうな


ま、とりあえず科学班の所行くか


あれ、そういえば、科学班って何回にあるんだっけ？

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