[D.Gray-man]ノアとエクソシストともう一つ

番外編(2) ページ17

貴方side


どうしうかな……

結局、朝ごはん兼お昼ご飯食べてないから、
お腹空いちゃってるし……


コムイさんには、街にでも行ってきたら
って言われちゃったし……


行く気になれなかったから、部屋に逆戻りしたし……


ほんと、どうしよう……

お腹すきすぎて、力入らないし……


ベットに、うつぶせに倒れ込むと、
後ろから扉が開くような音がした


あれ、ドアに鍵かけてなかったっけ……？


確認しようと、残り少ない体力で振り返ろうとすると、なにかが抱きついてきた


？「やっほぉ〜、A！
今日は、なんの日かわかってるぅ〜？」



元気な、聞きなれた声が部屋に響く



って、この声は……



貴方「ロ、ロード！？
え、まって、何でいるの！？」



もし、ロードがいる事が、教団の人にバレたら大問題だよ


ロード「バレたらその時だよぉ〜」

貴方「え、私声に出してた？」

ロード「ううん、顔に書いてた」


そう言って、私のおでこにデコピンをする


貴方「そういえば、ロード
いきなり、来てどうしたの？
何かあった？」


私は、おでこをさすりながらロードに聞いた

すると、ロードは目を一瞬見開いてため息をついた


ロード「うん、千年公の行った通りだ……
まさか、本当に忘れてるとは……」


ロードが小さく呟く

全部、聞こえてるけどね


貴方「え、今日ってなにかあったっけ？」


すると、ロードはこれでも気がつかないのか
とでも言いたげに、大きくため息をついた


ロード「もういいや、行くよ！」


そう言うと、私の手を引っ張って、

ロードが来た時に使ったと思われる扉をくぐった

ほんと、今日なんかあったっけ？

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