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[やっぱり、強いねー。 やる意味あるのかな。
東方天乙統女様って、気付いてないのかも?]
『あたし・・・』
[ねぇ、頑張って外に出てみなよ。
そして、お兄さんを探しなよ!]
『お兄、さん・・・』
[そうそう! それと──────]
ガチャン
「翡翠様、時間でございます。 そして今日の稽古や習い事はありません」
『分かりました』
チラリと見る
[ふふっ]
『・・・』
嬉しそうに笑っていた。
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─部屋─
ガチャン
零「よぉ、翡翠ちゃん」
『天谷奴・・・!』
零「呼び出しなんて珍しいなぁ。 何か聞きたいことでもあるのか?」
『お兄さん、お兄さんの事・・・!』
零「ほう・・・?」
『ねぇ、お母様の机に伏せてある写真立ては何・・・?
誰、誰が写っているの?』
零「・・・教えられねぇなぁ」
『・・・お母様に聞くしかないの』
零「しっかりと答えられる可能性は低いなぁ」
『別にいい』
零「ほう?」
『このこと、お母様に言わないでよ』
零「仕方ねぇな」
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─翌日─
コンコン
乙統女「入りなさい」
ガチャン
『お母様』
乙統女「? 翡翠、どうかしたのかしら」
『机に伏せてある写真は何ですか? 一体、誰なんですか』
乙統女「・・・誰でもないですよ、気にする事はありません」
『そうやって、誤魔化すのですか?』
乙統女「・・・翡翠、貴方のために言いますけど写真に写っている人に近付かないでくださいね」
『・・・何故』
乙統女「?」
『何故、そうやって言うのですか!?
あたし達、親子なのに・・・隠し事するんですか!?』
乙統女「!」
『それに、それに────・・・!!』
ガチャン
零「おーおー、激しくやってんなぁ? 翡翠ちゃん」
『天谷奴・・・』
乙統女「何故、貴方が? 呼んでいませんよ」
零「ひでーなぁ、翡翠ちゃんをお冷めに来てやったんだけどな」
乙統女「・・・」
『・・・お母様、声を荒げてしまいすみません。
気が動転していました、少し頭を冷やしてきます』
ガチャン
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amro(プロフ) - 初めましてコメント失礼致します。続きが気になる面白い作品ですね!大変かと思いますが更新頑張って下さい! (2020年5月16日 4時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
ヒトデ★ - こんにちはこんばんはあめちゃん。さんとても面白い作品ですね!更新頑張ってください!楽しみにしてます! (2020年5月11日 23時) (レス) id: 23b8bb441b (このIDを非表示/違反報告)
萩 - 続き楽しみです! (2020年5月11日 17時) (レス) id: 28ee4bfc20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*あめちゃん。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/11e53d16ff1/
作成日時:2020年5月9日 5時