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◆67◇ ページ17





『麻天狼に手出ししないで欲しいなーって?』

完甘「はっ? 麻天狼だと」

『観音坂独歩、ねぇ。 知ってるんでしょ』

完甘「あぁ、あの会社員か」

『壊れてない機材を、さも「壊れていた」様にした・・・見せかけたのでしょ』

完甘「別に良いじゃねぇか」

『ふーん』

完甘「・・・・・・お前」




座っている翡翠に近寄る




完甘「・・・・・・・・・死にてぇのか」

『あっは☆ 本性表しやがったな、この野郎』

完甘「チッ」

『でもぉ・・・ざーんねーん』




スッ・・・



翡翠は、完甘の胸元に手を置いた





完甘「グハッ!?」

『────・・・人間の体は水分で出来てます。
そんな水分に、波紋を与えることで気絶する。
特殊な技・・・とでも言っておきましょうか?
ウェイブ、と言いますけどね』





医師の貴方が知らないハズがない、と翡翠は付け足す






『それより──────・・・貴方』







跪き、息を荒くしている完甘を見下す翡翠






そんな事(・・・・)も知らなかったのですか?』

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作者名:ヤンデレちゃん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/11e53d16ff1/  
作成日時:2019年9月14日 19時

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