立花さんを貶したら後悔します

Gameover1 ページ2

彩side


「今日は転校生が来ています。皆さんで迎えましょう。」


へぇ。今日は転校生でが来るんだ。
どんな子だろうなぁ…。あっでも目立つ子だったら無理かも…。私、目立っちゃう。


「入ってきて。」
薫先生に呼ばれて入ってきたのは、女の子だった。



「こんにちは。あたしの名前は未栗(みくり)真奈(まな)と言います。よろしくです。」

礼儀正しい子だな……。
この子ならまだ喋れるかも。


「未栗さんはね……立花さんの横で。」
わっ私！？
いや、これは友達になれるチャンスかも！！



「立花さん？どこですか？」
未栗さんがキョロキョロと辺りを見渡す。

「私です。」
少し緊張しながらもピンっと手を上げた。



未栗さんは私を見て一瞬目を輝かせた気がした。
はて？



「よろしくね。立花さん。」
それは気のせいだってみたいで未栗さんは、私の顔を見て笑った。



「よっよろしく！」
未栗真奈さん…不思議な子だな。
忍ほどでは無いけど……何か変な雰囲気を放ってる感じがする。
それに、私って転校生が来ると必ず何かされる。


でも、大抵一ヶ月後にはその子がまた転校してしまってるか、もう何もして来ないの。
可笑しいよね？


まぁでも何もされないだけマシか。
今回は私に何もしないでください！


神様……信じてますよ！！

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