E組転校生は完璧少女【暗殺教室】

第２４話 ページ27

貴方side
『おっはよーーー!!!!!』
茅「A！おはよう！」
『そーいや、もうすぐ期末テストだね…』

椚ヶ丘中学校では、成績が全て。
１学期の総仕上げ、戦場の場！
浅野をこてんぱんにできる！

殺「皆さん、１学期の間に基礎ががっちりできてきました！この調子なら期末の成績はジャンプアップが期待できます！」

『ムギュムギュくっついてきて、ウザイわ』
殺「なっ！Aさん！酷いです！(泣)」

渚「はは…そういや今回も目標全員50位以内？」
殺「いいえ。先生あのときは総合点ばかり気にしていました。生徒それぞれ合うような目標を立てるべきです！
それで今回は！この教室にぴったりの目標を設定しました！」

『おっ！何々？』

殺「この間シロさんが言った通り触手を失うと動きが鈍ります。」
『へぇ。例えば？』

殺「１本減ると、全ての分身が維持できず、子供が混ざってしまった。」

全「分身ってそんな減り方するっけ?!」

殺「さらに１本減らすと、子供分身がさらに増え、親分身が家計のやりくりに苦しんでます。」

全「(なんか切ない話になってきたぞ…)」
『中になんか莉桜っぽいのが混ざってr((
中「？どうしたのかな」ﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲﾃﾞｽ」

全「(って言うか、空気読めよ！)」
『まぁ、だいたいわかったよ運動能力が減るんでしょ？』

殺「おお！素晴らしいですAさん！そこでテストについて本題です。今回は皆さんの最も得意な教科も評価に入れます。
教科ごとに学年１位を取ったものには答案返却時触手１本破壊する権利をあげましょう。」

全「!!!!!」
マジか。テンション上がってきた！

殺「これが暗殺教室の期末テストです！賞金百億に近づけるかどうかは皆さんの成績次第！」

この先生はヤル気にさせるのが本当に上手い。


カ「珍しく気合い入ってんじゃん、奥田さん」
ズキッ
どうしよう……奥田さんに失礼だよね。こんな気持ち。

奥「やっと皆の役に立てるかも！」

私って、マジで最低じゃん。

茅「Aどうしたの？元気ないけど。」
『え！？何でもないよ！』
茅「そう？ならいいけど。」

ダメだ。皆に心配かけるような態度とっちゃ…
まぁ、今心配すべきは…

岡「理事長の妨害かな」

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