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第一夜 ページ3
あぁ……また、折れた
折れてしまった
……………………
…ゴメンナサイ
・・・
・・・
ここは、俗に言う”ブラック本丸”というところらしい
過度な出陣、重傷の放置、
造形の良い刀剣男士は審神者の側に置かれ…出陣することは滅多にない
短刀たちの笑い声は悲鳴に変わり、御神刀たちは毎日狂ったように祈りを捧げ……
浴びせられる罵声も、降ってくる拳も、日常の一部になってしまった
度々送られてくる、見習いと称した調査員たちも
消されるか洗脳されるか、だ
だから、今回来る見習いも、そうだと思っていた
期待するだけ無駄だったから、期待なんてしてなかったから
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作者名：梅 | 作成日時：2020年7月5日 16時
