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目的の空き家は村の中心から少し離れた馬車にあった
『(これだけ離れてればいけるかな)』
空き家の入口に立つとふと視界に何かがはいった
それは大きな樽
恐らく夫人の言っていた物だろう
確かに樽にはウイスキーの銘柄が入っている
『さてと、行きますか』
中からは微かに男の声がする
ヘンリー「明日には3人ぐらい欲しいな」
ジョージ「最初は様子を見ないか？まだ村に来たばかりだ、目立った行動をすれば怪しまれる。下手をすれば足がつくぞ」
ﾄﾞｫｰﾝ！
扉が木っ端微塵に破壊された
ジョージ「何だ！？」
男達は動揺する
『こーんばーんわ、ヘンリー･リヴィアとジョージ･スピアリングだね』
動揺していた2人だったがAの姿を見てすぐ様顔を青くした
ヘンリー「その、白い燕尾服……」
『ありゃ、覚えてたんだね？まぁ同然か、″僕が捕まえたんだし″』
以前この2人を捕まえたのはA
その時の悪魔の様な冷たい瞳を2人は忘れていなかった
『外の樽見たよ。同じ手口で村人を殺す気だったみたいだけど甘かったね、この村ではお酒は滅多に飲まない。村人達は既に不審がってたよ、足がつくの早かったね』
ヘンリー「あ、…………」
『あの時僕言ったよね？″幽閉で済むんだから、奇跡と思いな″って。意味が分からなかったみたいだね、次は無いよって意味だったんだけど。ヴィクトリア女王陛下から直々にお前達の始末を命じられた、お前達は今此処で死ね』
ジョージ「っ……ヘンリー！逃げろ！」
ヘンリー「ジョージも一緒に、……」
ヘンリーの口から血が出る
『逃がさないよ』
ヘンリーの体から剣を抜く
『仲間を逃がそうとするなんて意外と人間らしいとこあったんだね。でも脱走したのが運の尽きだよ、お前はもう袋の鼠。樽を見られたのが失敗だったね』
ジョージ「あ、悪魔……」
『悪魔？そりゃどうも、悪魔は僕の二つ名みたいなものなんだ。兵達からのあだ名は″悪魔のグレンヴィル教官″。裏社会での名前は″白い悪魔″。正解だよ』
ジョージ「俺はまだ……死にたく━」
ドスッ
ジョージは勢い良く頭部を貫かれた
『遅いよ』
始末を終えたAは死体をどうしようかと考えていた
？「お困りかい、グレンヴィル伯爵？」
『…葬儀屋』
後ろに突然現れたのは裏社会の住人である葬儀屋
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ルサールカ(プロフ) - 夢主ちゃん番外編でよく死亡フラグ立てちゃうんです、すいませんwこれからも頑張ります！ (2019年2月13日 0時) (
レス) id: 77721c97a5 (このIDを非表示/違反報告)
孤歌(プロフ) - 番外編が終わって正直ホッとしてる自分がいますwこれからも頑張ってください！ (2019年2月12日 20時) (レス) id: 5a595ce298 (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - いつも拝見させていただきます！無理せず、これからも更新頑張ってください！ (2019年2月6日 23時) (レス) id: 337845bccd (このIDを非表示/違反報告)
rira20050418(プロフ) - やっぱり好きです!!何回も見直したりします！更新頑張ってください (2018年12月25日 0時) (レス) id: a2e7ef3345 (このIDを非表示/違反報告)
fish - いつも楽しませてもらってます！更新がんばってください！ (2018年10月11日 18時) (レス) id: f965f01f61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルサールカ | 作成日時：2018年2月15日 14時
