♯55〜コラボレーション〜 ページ9
あっという間だった合宿が終わっても、私たちは学校に集まってはダンスを楽しんだ。
そんな時に、朗報がアルスマグナに入ってきた。
『コラボ！？』
「そう！しかもあの『ギルティ†ハーツ』から一緒にやらないかというお誘いがありましたー！」
喜ぶ朴と榊原先輩。すっごく楽しみだけど、緊張もする。
その後の撮影までの予定を言われたけれど、あんまり頭に入ってない気がした。
＿＿＿＿＿
『お願いしまーす』
夏休みの間に撮るらしく、普段着慣れない服に戸惑いを隠せない。
「先生。本当にコレじゃないとダメですか。」
「そ！だってダブルヒロインだもん。ねー？」
ねー？と同意を求めた先はギルハの皆さん。ノリよく「ねー？」と返してくれる。
「大丈夫。すごく可愛いよAちゃん」
「ホント！私ヤバいかも！笑」
カワイイ〜！って抱き着いてきたみうめさん。白い短めのワンピースがとても似合ってる。私もお揃いのワンピースではあるけれど……。
「……絶対私の方が見劣りしてる。」
「そんな事ないよ！チョーかわいい！」
ぎゅっ！って抱き着いていた腕を伸ばして、手は腕を掴んだまま、私を何度も上から下からと見る。
「っ……そんなに見ないで下さい。」
顔の前で腕を交差して隠す。顔も横に向けるけど、向けた先にはアルスの５人がいて、彼らの足元に視線を落とした。
「照れてる！かわいい〜！」
再び抱きつかれて、どうするわけもできずに、されるがままになっていた。
しばらくそのままの状態で、先生との話し合いが終わったらしいめろちんさんが剥がしてくれた。
「ごめんねみうめが」
「い、いえ。私もスキンシップに慣れていないものですから。」
あははって笑っためろちんさん。笑ってくれたことに安堵して、知らない間に入ったままだった力が抜けた。
丁度その時、先生の集合の声がかかった。
ラッキーアイテム
九瓏ケントのビデオカメラ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 15人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
NIL(プロフ) - 干し椎茸*さん» 初めまして！読んで下さり、ありがとうございます！青い鳥大歓迎です！これからもよろしくお願いします！！ (2017年12月25日 8時) (
レス) id: 3e4ae99fc9 (このIDを非表示/違反報告)
干し椎茸*(プロフ) - 初めまして！干し椎茸*と申します！いつも小説楽しく読ませていただいています！是非よろしければ青い鳥さん繋がりたいです！これからも頑張ってください！ (2017年12月24日 23時) (レス) id: a817280258 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：NIL | 作成日時：2017年12月24日 5時
