♯７〜朝の出来事〜 ページ8
貴女「ﾊｧ...ﾊｧ...」
Aは部活に入ってからも、朝の日課はやめていなかった。
最早習慣と化しており、体が覚えて、いつも通りにどうしても起きてしまっていた。
本人も変えるつもりはなく、このままで良いと思っていた
“ガラッ”
榊原「Aちゃん！！」
水を飲んでいたAは、内心驚いたものの、表情は一つも変えずに榊原に挨拶をした。
走ってきたのか、息を切らしながら入ってきた彼は「お、おはよ...」となんとか返事を返したものの、その後に言葉を発する事ができなかった。
水を渡すと、少し微笑んでゴクゴクと勢い良くそれを飲んだ
水分を得たことによって、だいぶ落ち着いた彼は、机に腰掛けて見ていたAの目の前に移動して、拝むように手を額の前で合わせた
榊原「お願いっ！ダンス教えて！！」
ね？というように顔を上げて、コテンと傾けた
彼が言うには、朴と神生はまだ来ておらず、泉は委員会で頼めないからAの所に来たとのこと。
貴女「あれ、九瓏先生は？」
榊原「先生は…セクハラ、してくるし……。」
思わず普段の2人の光景を思い出して苦笑いを浮かべた
貴女「いいですよ。泉のように教えるのは上手くないですけど。私でよければ」
その言葉を聞いて、大はしゃぎの榊原。
貴女(本当に3年生なのか……？)
・
・
・
貴女「そこは右手からです。で、足は…」
ワンツーマンで榊原にダンスを教えるA。
榊原「えっと…こ、こう？」
貴女「そうです。んで、次が……」
彼女の教え方はとても上手く、みるみるうちに上達していった。
貴女「曲でやってみますよ」
榊原「う、うん！」
小さくよし、と言いながら気合を入れた。
榊原「で、できた...。」
貴女「はい。完璧でしたよ」
そう言って表情を和らげるA。
榊原「やったー！できたー！！」
ぴょんぴょん跳ねながら喜ぶ彼を見てフフッと笑みを漏らした
榊原「Aちゃんありがと！！」
と言ってぎゅっと抱きついてきた
貴女「えっ！？」
珍しく驚きの表情を見せるA。
少ししどろもどろしつつ榊原を離そうと肩を押す。
彼もそれに気づき、大慌てでAから離れて何回も謝った
貴女「あ、いや。大丈夫ですから。」
榊原「本当にごめんね！」
貴女「いえ。本当に大丈夫ですから。」
九瓏「いいなータツキ。Aに抱きつけるなんて羨ましー」
いつから見ていたのか、2人は九瓏に気づかなかった。
貴女「覗きとか……。変態」
結果:九瓏は変態
ラッキーアイテム
タツキの制服
ラッキーキャラクター
オセロ
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NIL(プロフ) - シュークリームさん» ありがとうございます！主人公を好きになって貰えるのは、生みの親としてはとても嬉しいです！更新ペースが遅いので、気長に待っていただけると幸いです(*^^*) (2017年3月1日 7時) (
レス) id: 3e4ae99fc9 (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム(プロフ) - 主人公のキャラ大好きです！！これからも更新していただけると嬉しいです！頑張ってください！！ (2017年2月28日 21時) (レス) id: 21931b3c8c (このIDを非表示/違反報告)
NIL(プロフ) - のん民さん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！これからもよろしくお願いします！！ (2016年12月25日 15時) (レス) id: 3e4ae99fc9 (このIDを非表示/違反報告)
のん民(プロフ) - とてつもなく面白いです！！あ、NILさんボードに書き込んでくれましたよね？ありがとうございました！これからも更新ガンバ♪PSボードの書き込みに返信しました。そちらのチェックもよろしくです！ (2016年12月25日 14時) (レス) id: cec51bb663 (このIDを非表示/違反報告)
NIL(プロフ) - ルナさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて凄く嬉しいです！これからも、作者作品共々、よろしくお願いします！ (2016年11月30日 19時) (レス) id: 3e4ae99fc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NIL | 作成日時：2016年4月20日 18時
