♯22〜夏服〜 ページ24
日に日に、太陽が昇っている時間が延び、段々と日中の気温が高くなってきた。
もうすぐ6月。
夏が近づいて来ていると、誰もが感じていた
榊原「暑くなってきたねー」
朴「ですねー。もうすぐ6月ですよ」
泉「来週の木曜日が1日ですよ」
九瓏「今年は暑くなるのが早いし、もうすぐ移行期間かもなー」
その彼の言葉通り、翌週にプリントが配られた
すぐに夏服にする者、ギリギリまで中間服で過ごす者それぞれだったが、暫くすれば皆半袖へと変わった
九瓏「お前今年もかよー」
貴女「…………」
九瓏「ノーコメントなのねー」
『今年もかよ』というのは、Aの格好であった
夏服は言わずもがな半袖だ。だが、その上からカーディガンを着ていい事になっている
Aは、夏服の時は必ずと言っていいほど制服の上から指定のカーディガンを着ていた
その格好は、肌を隠すことによって、彼女の艶やかさを引き立たせていた
そんな夏服姿の彼女を一目見ようと2-Aに人が訪れては窓から必死に覗いていた
最早その光景も2、3年の間では当たり前になりつつあった
神生「毎日毎日、毎時間毎時間！迷惑にもほどがあるぜ」
泉「チャイムが鳴るまでいますからね。Aやクラスメイトのストレスになりかねません」
彼女の事を好きな人達が集まって彼女を見に来る。
まるでライバルの多さを突きつけられているようで、神生や泉達にとっては、精神的に少し辛いものがあった。
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九瓏「だからお前ら揃いも揃ってへそ曲げてるわけね」
そこには、神生と泉に加えて朴と榊原もいた
彼ら4人は近頃、彼女に関する話は九瓏にするように定着してきていた
お互いにお互いの気持ちを分かり始めたからなのだろう。彼らの間に遠慮が無くなってきていた
九瓏は少しの間考えると、その場にいた四人を順に見てから口を開いた
九瓏「Aは、ファンには照れたりする事はほとんど無いだろ？けど、俺たちには赤くなったりしてくれる。俺達は男として見てもらえてるんだよ。つまり、ライバルは俺達だけだ」
ライバルの自分たちだけ
その言葉は、お互いの想いを確信させた
ラッキーアイテム
タツキの制服
ラッキーキャラクター
オセロ
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NIL(プロフ) - シュークリームさん» ありがとうございます！主人公を好きになって貰えるのは、生みの親としてはとても嬉しいです！更新ペースが遅いので、気長に待っていただけると幸いです(*^^*) (2017年3月1日 7時) (
レス) id: 3e4ae99fc9 (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム(プロフ) - 主人公のキャラ大好きです！！これからも更新していただけると嬉しいです！頑張ってください！！ (2017年2月28日 21時) (レス) id: 21931b3c8c (このIDを非表示/違反報告)
NIL(プロフ) - のん民さん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！これからもよろしくお願いします！！ (2016年12月25日 15時) (レス) id: 3e4ae99fc9 (このIDを非表示/違反報告)
のん民(プロフ) - とてつもなく面白いです！！あ、NILさんボードに書き込んでくれましたよね？ありがとうございました！これからも更新ガンバ♪PSボードの書き込みに返信しました。そちらのチェックもよろしくです！ (2016年12月25日 14時) (レス) id: cec51bb663 (このIDを非表示/違反報告)
NIL(プロフ) - ルナさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて凄く嬉しいです！これからも、作者作品共々、よろしくお願いします！ (2016年11月30日 19時) (レス) id: 3e4ae99fc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NIL | 作成日時：2016年4月20日 18時
