10話 ページ12
天馬 「そんなことだろうと思ったぜんん?」
健二 「あ、貴方がなぜここへ」
天馬 「んん?俺はAを迎えに来ただけだぞ」
健二 「…恐れながら天馬様Aは私の娘氷河家の人間です!ここがこの子の本来帰るべき家なのです
」
天馬 「……娘を牢に閉じ込める所がか?」
健二 「……」
天馬 「悪いがこいつは連れて行く、A帰るぞ」
天馬は私の腕を掴んで歩き出そうとしたが兵がが私達の行く手を阻んだ
天馬 「邪魔だ失せろ!」
兵 「!!」
天馬 「お前らだって俺を敵に回したらどうなるか…わかるよな」
天馬が兵達を睨み付けると兵達は怯えながら道を開けた。門を出ると
伶奈 「A姉様!」
A「!!伶奈」
伶奈はいきなり私に抱きついてきた
伶奈 「大丈夫ですか?何もされませんでしたか?」
心配そうに尋ねてくる伶奈の頭を撫でながら
A「…大丈夫だ伶奈、私は平気だから」
伶奈 「申し訳ありません」
A「おまえが謝ることは何もない、それよりごめんな最近は顔もあわせずにいきなり押しかけて」
伶奈 「いえ、いいんです私はA姉様が無事ならそれで…あ、お引き止めして申し訳ありません」
A「別に気にするな……じゃあまたな」
伶奈 「はい、お気をつけて」
……………………………………………………………
A「ところで天馬どうして私が氷河家にいると?」
天馬 「ああ、乳子が俺のところにいいに来たからな」
A「…そう…か」
天馬 「じゃあお前もゆっくり休めよ」
私は部屋に向かおうとする天馬の袖を掴んだ
天馬 「?」
A「天馬今日は、その…ありがとう」
天馬 「…気にすんな」
天馬はそう言って私の頭を撫でてくれた
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ライカ - すっごくおもしろかったです (2017年9月24日 0時) (レス) id: 7c63adecef (このIDを非表示/違反報告)
ライカ - はやく続きが読みたい!! (2017年9月14日 22時) (レス) id: 7c63adecef (このIDを非表示/違反報告)
殺戮の喰種(プロフ) - 有馬…アーメン… (2017年5月16日 0時) (レス) id: 2892820ac6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ~♪ - 私も小説を書いたけどムズイ(≧▽≦) (2017年5月2日 17時) (レス) id: bf538fd3e8 (このIDを非表示/違反報告)
パック - あと、繭良の師匠はすばるですよ! (2017年4月30日 11時) (レス) id: 46c6119abc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アラカ | 作成日時:2017年4月29日 17時