41話 ページ42
私は今、真選組の屯所にいる。
え。何でかって?
それは、時々人手が足りない時に一時的に呼び出されるんですよ。
今までも何回かお願いされた事はあるけどね。
『そんで?今回は何用でしょーか?』
屯所の入口で土方さんに聞く。
土方「あァ……いいからちょっと付いて来い」
連れて行かれた部屋には何人もの隊士が横になって魘されていた。
『えぇ…何があったんだよ…』
その人数に軽く引いた。
沖田「やっと来てくれたんですねィ?」
ヌッ…と背後から現れた総悟。
『うぉっ………ちょ…近い…』
思ったより近くに居たので手で押し退ける。
沖田「何で遠ざけるんでさァ」
『いや、距離感が可笑しいから!?』
っていうか…もう既にくっついてくるし。
『はぁ…んで?何があったの』
さっきも言ったような気がするんだが。
土方「冗談じゃねーよ。天下の真選組が幽霊にやられてみんな寝込んじまっただなんて」
マ?…………………………天下とは。
土方「恥ずかしくて何処にも口外できんよ。情けねェ」
すると、何処から現れたのか近藤さんがやって来た。
近藤「トシ…俺は違うぞマヨネーズにやられた!」
土方「余計言えるか」
マ…マヨ?
取り敢えず別室に移動した。
3人の前にお茶を出す。
沖田「ありがとうございやす。…みんなうわ言のように赤い着物を着た女と言っているんですが」
あ…赤い着物…。
口の端がピクッと動いた気がした。
土方「バカヤロー幽霊なんざいてたまるか」
近藤「霊を甘く見たらとんでもない事になるぞトシ。この屋敷は呪われてるんだ」
おーい。それでいーのか局長。
山崎「局長!連れてきました」
突然後ろから声がしたかと思うと山崎だった。
山崎「街で探してきました。拝み屋です」
変な三人組を連れて。
「どうも」
私の座っている位置からは向こうは見えない。
…………………………なんか聞いたことある様な声なんだが?
見に行くのも面倒くさかったので←
部屋に入って来るまでぼーっとしている事にした。
途中でなんか土方さんを煽ってたけど。
「ざっと屋敷を見させてもらいましたがね(何でここに居るんだよA????)」
……………コイツ天パだろ?死んだ魚の目してる奴だろ?←
「こりゃ相当強力な霊の波動を感じますなゴリラ」
近藤「あ、今確実にゴリラって言ったよね」
…………面白そうだから黙ってよ←
ラッキーカラー
あずきいろ
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神矢ムノ(プロフ) - リンゴさん» 返信遅くなってすみません!!見て頂いてありがとうございます!投稿頑張りますよ・ω・ (2021年5月23日 15時) (レス) id: 82ab9e97c7 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ - 初めて見させていただきました!とても面白いです!笑たくさんの投稿待ってます! (2020年12月26日 8時) (レス) id: e413cd028d (このIDを非表示/違反報告)
未空(プロフ) - 赤月 アズさん» コメントありがとうございます!更新遅いですがこれからも是非見て行ってくださいね (2020年12月14日 22時) (レス) id: 6d148c7f5f (このIDを非表示/違反報告)
赤月 アズ(プロフ) - 自分まだ銀魂知ったばかりですけどこの作品とっても面白いです!更新頑張ってください!応援してます! (2020年12月1日 15時) (レス) id: 3cb13bb511 (このIDを非表示/違反報告)
未空(プロフ) - ムググさん» コメントありがとうございます!!更新頑張ります!リクエストあったらドシドシ下さいね (2020年10月14日 23時) (レス) id: 6d148c7f5f (このIDを非表示/違反報告)
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