【銀魂】万事屋愛されさんさん

33話 ページ34

坂本「はっ!!危ない危ない。何とか助かったってのに危なか〜」


銀時「助かっただァ?…これの何処が助かったってんだよ…」


何とか星についたものの船は飛べる様子もない。
日もさんさんと照りつける始末だ。


『神楽大丈夫?日に弱いでしょ?』


神楽「大丈夫アルヨ。傘とAが守ってくれてるからネ」


『うん…そっか。私はちょっと喉乾いたからあっちの川で水飲んでくるね…』


フラフラとした足取りで何も無いはずの場所へ歩き出す私。


新八「川ってどこ!?イカンイカン!その川渡ったらダメだよォォ!!」


『え〜?何で?あんなに美味しそ〜な川が流れてるのに?』


新八「何それ!?三途の川に美味しいフィルターかかってるの!?銀さんヤバいよ!!Aさんが三途の川渡ろうとしてる!!」


銀時「おーいしっかりしろA…駄目だこりゃ目が完全に座ってる」


『顔叩くな………あー…………………………』



銀時「?オイどうしたっ!?」




突然Aが崩れ落ち、とっさに抱きかかえる。
Aは暑いのに人一倍弱い。


新八「銀さん!!………どうしたんですかAさん!?」


銀時「あー…何か暑さにやられて気ィ失っちまったよーなんだよ」


新八「そうですか…どうやら救援が来たようなんで早く休ませてあげて下さい」






『ん……何処?』


銀時「やっと目ェ覚めたか。暑さにやられて気ィ失ってたんだよ。ここは坂本の船だってよ」



『そーなの?ありがとね運んでくれて』


銀時「おぅよ」

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あずきいろ

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