【銀魂】万事屋愛されさんさん

25話 ページ26

『あーそ〜なの…じゃねーよ!!見学って何だ!!』


近藤「覗きという名の観察」


『覗きって言っちゃってるし?!』

近藤「とにかくお妙さんとAさんだけ残して去ってもらおーか」

土方「いや、Aだけ残してお妙さんごと去ってもらおーか」

近藤「いやお妙さんもダメだってば」


『いや突っ込むとこ違う』


銀時「何勝手ぬかしてんだ。幕臣だかなんだかしらねーがなァ」

お。ちゃんと突っ込んでくれる?


銀時「俺たちをどかしてーならブルドーザーとAの手作り弁当でも持って来いよ」

いやなんでだよ。


お妙「ハーゲンダッツ1ダースとAちゃんの手作り弁当持って来いよ」

神楽「フライドチキンの皮とAの手作り弁当持って来いよ」


定春「フシュー」

新八「案外お前ら簡単に動くな。後僕もAさんの手作り弁当持って来いよ」


『なんで突っ込んだ後に乗っかってんだよ』


一応お妙の弁当食べてから私のお弁当広げようとは思ってたけどね!?…そこまで?

「面白ェ幕府に逆らうか?」


土方「今年は桜じゃなく血の舞う花見になりそーだな」


短…短気だな。


沖田「待ちなせェ!!」

突然静止の声が聞こえてきたかと思うと、それは沖田の声だった。

沖田「堅気の皆さんがまったりこいてる場でチャンバラたァいただけねーや。ここはひとつ花見らしく決着つけましょーや」


沖田の格好はヘルメットを被って、ピコピコハンマーを持った姿だった。


沖田「第一回陣地争奪…叩いて被ってジャンケンポン大会ぃぃぃぃ!!」


「「「「花見関係ねーじゃん!!」」」」


その場にいた人の心が通じ合った時だった。



「いけェェ局長ォ!!」

「死ねェ副長!!」

土方「誰だ今死ねっつったの!!切腹だコラァ!!」


私&お妙VS近藤さんが一戦目。

なんでニ対一なのかというと、女性一人に対して真選組の局長は不利だということで許可された。

随分となめれたもんだなー?


『じゃあ先にお妙じゃんけんしてね』


お妙「えぇ、分かったわ。それと共に全て終わらせましょう?」


『フフフ…そうしましょうか?』


その目は瞳孔が開き、


山崎「ハイ!!叩いて被ってジャンケンポン!!」


今にも人を殺りそうな目だった。


近藤「お――――っとセーフぅ!!」


新八「セーフじゃない逃げろ近藤さん!!」


近藤「え?」


妙「『天魔外道皆仏性四魔三障成道来魔界仏界同如理ー相平等…』」

近藤「ちょっ…お二人さん?コレ…もうヘルメット被ってるから…ちょっと?」



ドゴッ

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