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レストランで会った人 ページ45

朝になり、約束通りに準備を終わらせた私達はレストランに向かった。レストランには数々のトレーナーがおり、色々なポケモン達が居た。
「うまー!」
「美味しいね!」
運ばれてきた料理は美味しく、他のトレーナーの間でも好評のようだ。
「わ、見たことの無いポケモン…」
凄いね、という前にハウ君の姿は無かった。空のお皿とポケモンだけが残っている。私は慌てて周りを見渡すと、その見たことの無いポケモンの場所にハウ君は居た。
「ハ、ハウ君何してるのっ…!」
私は急いでご飯を食べ、ポケモン達を連れてハウ君の元へ向かう。ポケモンのトレーナーであろう人達はハウ君を見て微笑んでいた。
「ねぇねぇ、何ていうポケモンなのー?」
「ニャオニクス、って言うのよ」
金髪のロングの女の人はハウ君に教えた。白色に、紺色の模様が着いたポケモン。ニャオニクス…カントーでも聞いた事ないな…
「カロス地方のポケモンなの。可愛いでしょ?」
女性のトレーナーの隣には黒髪に肩より少し上までの髪型をしている。その人の膝上には白色とは違う色のニャオニクスが居た。
「色が違う…」
ふと口から漏れた言葉に男の人が反応した。
「…こっちもニャオニクス。オスとメスで姿が違うんだ」
その人は優しく教えてくれた。カロス地方にもいるポケモンは少ししか見た事がなく、この機会は非常に少ないだろう。
「…もしかして、島巡りをしてる子達?」
「島巡り?凄いな、アローラ地方の子供達って」
二人は私達の鞄に付いている島巡りの証が目に入ったのか、そう口にした。
「うん!そうだよー!」
私も後に頷く。
「私達はジムリーダーに挑む旅をしたの。8つのジムを制覇して、チャンピオンに挑むのよ。アローラ地方は違うのよね?」
「はい、試練というものがあって…」
簡単に言えば、試練を達成して大試練に挑む。それが島巡りだと説明する。
「そうなんだ、教えてくれてありがとう。島巡り頑張れよ」
「私も応援してるね!」
ありがとうございます、と礼をして時計を見る。針は7時半を指していた。ハウ君はそれを見て早く鍛えよう、と私を引っ張る。
「ありがとうございましたー!アローラ地方満喫してね〜!」
「あ、ありがとうございました!では…!」
私達は二人にお礼を言ってレストランを出る。

「昔を思い出すよね、お隣さん」
「カルム、私の名前はお隣さんじゃないもん」
「そうだね、セレナ」

そんな会話が聞こえたような気がした。

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設定タグ:ポケモンSM , ハウ   
作品ジャンル:恋愛
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桜にゃん♪ - カルム!?セレナ!?え?は?Σ(゚Д゚) (2020年6月2日 2時) (レス) id: 1c21c55e5d (このIDを非表示/違反報告)
minto(プロフ) - 39さん» ありがとうございます!楽しんでいただけて嬉しい限りです〜! (2017年12月30日 14時) (レス) id: 3868acd3c0 (このIDを非表示/違反報告)
39 - え、マジか。なんだ、この胸の高鳴りはぁ!早く続き読みたいよぉ!応援しています!なんかもう一人の子との性格がいっちしたんだが!?w (2017年12月29日 9時) (レス) id: 77d327cdc9 (このIDを非表示/違反報告)
minto(プロフ) - TAYOさん» ありがとうございます!面白いと思っていただけて嬉しい限りです。更新頑張ります! (2016年12月31日 21時) (レス) id: eb00bce776 (このIDを非表示/違反報告)
TAYO - ハウ君、可愛い〜! この小説、面白いですね!! 更新、頑張って下さい! (2016年12月31日 19時) (レス) id: ef0d0d66f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:minto | 作成日時:2016年12月9日 4時

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