少しの言い合い ページ44
スカル団のしたっぱはグラジオさんに釘を刺されこの場を去った。したっぱの話を聞くにグラジオさんはスカル団ボスに気に入られてるみたいだ。でも、悪い人には見えなかった。
「Aありがとー！フクスロー達もありがとー！」
「ううん、いいの…！ハウ君大丈夫だった…？」
大丈夫だよー、と言うハウ君。いつもへらへらと笑っているのはグラジオさんが言ってた事が関係するのかな？…まさかね。
「せせらぎの丘の試練に挑むならポケモンを鍛えないとー！」
ハウ君の言う通りだ。頑張らないと。
「でももう夜だロ？寝なくていいロト？」
ロトムの言葉に、上を見上げる。月明かりがこの場を照らし星も輝いていた。
「本当だーどうするー？」
「ポケモンセンターで泊めてもらうのはどうロト？」
ポケモンセンター？確かにすぐ近くにはポケモンセンターがある。
「ポケモンセンターなら旅するトレーナーの為に宿泊出来て、レストランもあるロトよ！」
「わーそれいいねー！ねぇねぇA、泊まろー！」
ロトムの提案にハウ君は賛成。私も賛成して、ポケモンセンターで泊まることにした。
「泊まるなら部屋は別々の方がいいよねー」
「…えっ？別々なの…？」
泊まるとは言ったものの、私はなれない場所ではポケモンが居てもなんか不安で眠れないのだ。
「…お、男の子と女の子が一緒の部屋じゃダメじゃんかー！」
「でも怖い…ポケモンがいても無理…」
眉毛を下げて困るハウ君。
「それに、野宿じゃ一緒に寝たじゃん…」
「あの時はヨウがいたし、それに部屋と外じゃ別だよー！」
なんて言い合っていたらロトムが割り込んできた。
「フクスローとオシャマリがガードするって言ってるロト」
いつの間にか2匹が出ていたようで必死に鳴き、私とハウ君をじっと見ていた。
「それにお互い約束すれば大丈夫ロト！」
ロトムの言葉に何を言い合う必要があったのかと冷静になる私とハウ君。確かにハウ君は嘘つかないし約束は守るだろう。私だって守る。
「…何もしないって言ってたしね…着替えとかは目を瞑れは大丈夫だよね…」
「うん、それに友達だしー約束は守るよー」
どうするか決まったところで私達はポケモンセンターに入った。
後にその言い合いがちょっとしたここの話題になったのは恥ずかしい。
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桜にゃん♪ - カルム！？セレナ！？え？は？Σ(ﾟДﾟ) (2020年6月2日 2時) (
レス) id: 1c21c55e5d (このIDを非表示/違反報告)
minto(プロフ) - 39さん» ありがとうございます！楽しんでいただけて嬉しい限りです〜！ (2017年12月30日 14時) (レス) id: 3868acd3c0 (このIDを非表示/違反報告)
39 - え、マジか。なんだ、この胸の高鳴りはぁ！早く続き読みたいよぉ！応援しています！なんかもう一人の子との性格がいっちしたんだが！？w (2017年12月29日 9時) (レス) id: 77d327cdc9 (このIDを非表示/違反報告)
minto(プロフ) - TAYOさん» ありがとうございます！面白いと思っていただけて嬉しい限りです。更新頑張ります！ (2016年12月31日 21時) (レス) id: eb00bce776 (このIDを非表示/違反報告)
TAYO - ハウ君、可愛い〜！ この小説、面白いですね！！ 更新、頑張って下さい！ (2016年12月31日 19時) (レス) id: ef0d0d66f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：minto | 作成日時：2016年12月9日 4時
