【ポケモンSM】君と出会えた喜び【ハウ】

不思議な感情 ページ40

「お、美味しい…！」
「でしょ〜！」
ハウ君に連れてこられて私はポケモンセンターのカフェにいる。そこでパイルジュースというのを飲んでいる。パイルの実のすっぱさが丁度いい。
「ヨウのオススメだってー前言ってたー！」
すっぱいけど美味しいー！、とハウ君は言う。ポケモン達にはポケマメをあげる。
「試練に挑んでー、島クイーンのライチさんだっけ？挑まなきゃねー！」
「うん、そこまでが大変そうだけど…」
フクスローを撫でるとモクローの時と同じように頭をすりすりとしてきて可愛い。
「そーいえばー…ヨウってどこに居るのかなー？カンタイシティってここだよねー」
「あ、確かに…ウインディ居たら目立ちそうだけど…」
まぁいずれ会うだろう、多分だけど。
「あ、そういえばハウ君、貝殻渡す人決まった？」
「え？ううん、まだだよー。まだおれの宝物ー」
まだ貝殻はハウ君の宝物のようだ。良かった。
…あれ、なんで"良かった"なんだろう。別にハウ君が誰に渡すかは私には関係ないはずなのに…

ポケモンセンターから出て、ハウ君は先に4番道路へと向かった。約束忘れないでねーって…次のブティックはどこにあるか分からないけどね。
「よし、試練頑張るぞ！」
「頑張ロト！」
ロトムの言葉の使い方、真似したくなる。
「リーリエはちゃんと行けたロか？」
あ、確かに。なんだっけ、スカル団？とやらに捕まってないかな？…でも人も多いし大丈夫だろう。それにヨウ君と会ってる可能性も無くは無い。そう思い4番道路に足を運んだ。


「…頑張ったね…！」
オハナタウン近くまで来た私は4番道路でトレーナーや野生のポケモンと戦い、ツツケラはケララッパに、ピチューはピカチュウになった。成長の証である。
「皆お疲れロト？」
「お疲れだねー…」
ピカチュウがピチューの時と同じように肩に乗ってくる。が、重い。
「そういえばオドリドリが島ごとによって姿が違うとか…リーリエちゃんが言ってたけどまだ見てないよね？」
オドリドリを撫でると、首を傾げつつも嬉しそうに目を瞑る。
「どんな姿か楽しみロト！」
ロトムの言う通り、楽しみだ。この後ハウ君と会うのかな？ヨウ君とリーリエちゃんはどこで会えるかな？そういうのも含めて楽しみだ。
「よし！そろそろ行こ！ここで休憩するよりポケモンセンターで休みたいしね！」
ポケモンをボールに戻し、オハナタウンへと向かった。

ハウは素直らしい→←ブティック前で

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