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3人で一緒に ページ28

花園でリーリエちゃんを見つけ、教えて貰ったこと。試練をこなせば、次は島キングと戦うらしい。大試練、だそうだ。博士とリーリエちゃんは先にリリィタウンに向かったらしい。
「リリィタウンに向かうロ!」
ロトムが言い、3番道路を降りようとした時。
「あれ?Aじゃんやっほー」
花園からヨウ君が出てきた。
「ヨウだー」
荷物を整えてたハウが反応した。
…あれ?さっき居たっけ?花に隠れてたのかな。
「試練達成したんだ!おめでとう2人とも!」
私とハウ君はヨウ君に肩を組まれる。へらへらと笑うハウ君に、少し苦しい私。
「ハラさんと戦うんだろ?頑張れ頑張れ!応援してるぜ!」
と、次は背中を押される。痛いよ、ヨウ君。

2人と一緒に3番道路を降りる。すると橋の前でヨウ君が立ち止まった。
「てかさ、2人とも寝ないの?夜だよ?」
ヨウ君の言葉に上を見上げる私とハウ君。空は暗く、星が輝いている。
「いつの間にか夜だったんだねー」
熱中しすぎて気づかなかったー、とハウ君は言う。実は私もそうだ。あれ、博士達どうしたのかな。
「…皆で野宿とか楽しそうじゃね?」
「え、の、野宿?」
野宿とかした事ないし、それに怖い…その気持ちを読み取ったかのようにヨウ君は言う。
「一緒に居れば怖くないって!」
「野宿楽しそー!」
ノリ気な2人にじっと見られる。逃れる術はなさそうだ。ため息を付きつつ仕方ない、と言うとヨウ君とハウ君はハイタッチをして私の腕を引っ張る。ココに来てよく引っ張られるような…
連れていかれた先は橋の前の道を右に向かったところ。するとヨウ君はウインディを出した。
「ウインディ、体貸してくれる?」
ヨウ君がそう言うと、ウインディは一鳴きして地面に伏せた。どうやらウインディで体を温めて寝ようということらしい。
「いいの?」
「俺のウインディ優しいから、な?ウインディ?」
ウインディは大きな体でヨウ君にすり寄る。くすぐったそうだ。
「ウインディでかいー!」
ぎゅっと抱きつくハウ君。私も抱きついてみる。モコモコしてて暖かい。
「よし、マラサダでも食って寝よう!」
皆で食べた時に買ったマラサダを食べる。もちろんポケモン達にも。
食べ終わって、皆が眠り始める。ヨウ君はウインディの背中に乗り、うつ伏せで寝ている。ハウ君は座るような形でウインディに寄りかかり寝ていて、私はその隣で寝ることにした。
髪の毛を降ろしているハウ君は新鮮だ。そう思いながら私は寝た。

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設定タグ:ポケモンSM , ハウ   
作品ジャンル:恋愛
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桜にゃん♪ - カルム!?セレナ!?え?は?Σ(゚Д゚) (2020年6月2日 2時) (レス) id: 1c21c55e5d (このIDを非表示/違反報告)
minto(プロフ) - 39さん» ありがとうございます!楽しんでいただけて嬉しい限りです〜! (2017年12月30日 14時) (レス) id: 3868acd3c0 (このIDを非表示/違反報告)
39 - え、マジか。なんだ、この胸の高鳴りはぁ!早く続き読みたいよぉ!応援しています!なんかもう一人の子との性格がいっちしたんだが!?w (2017年12月29日 9時) (レス) id: 77d327cdc9 (このIDを非表示/違反報告)
minto(プロフ) - TAYOさん» ありがとうございます!面白いと思っていただけて嬉しい限りです。更新頑張ります! (2016年12月31日 21時) (レス) id: eb00bce776 (このIDを非表示/違反報告)
TAYO - ハウ君、可愛い〜! この小説、面白いですね!! 更新、頑張って下さい! (2016年12月31日 19時) (レス) id: ef0d0d66f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:minto | 作成日時:2016年12月9日 4時

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