2番道路に向かう前 ページ21
ポケモンセンターを後にして、ハウ君と別れた後、二番道路に向かおうとした時。
「Aさん」
声をかけられて、振り向くとそこにはリーリエちゃんが居た。
「…私、よく迷うんです。道もわからなくなるし、服も買えなくて…」
…まるでお嬢様だなぁ…って、今思うことじゃないけど。
「いよいよ、島巡りの試練に…茂みの洞窟に向かうんですね」
流石はリーリエちゃん。私の行動が読めてる…まぁ、行く前にちょっと鍛えるけどね。
「古い本に書かれてました…なんでも、昔の島巡りは守り神さんと戦う強さを身につけるための旅でもあったそうです」
強さを身につけるための旅…それも、守り神と戦うための強さ。
「カプ・コケコさん…ポケモン勝負が好きだとリリィタウンでも聞きましたよね。カプ・コケコさんに会えたら、どうしてAさんやほしぐもちゃんを助けてもらえたのかわかるのでしょうか？」
確かに、気まぐれだと聞いたし、あの時どうして助けてくれたのか、わからない。きっと何か考えがあるんだろうけど……
「Aさん、試練頑張ってくださいね、応援してます！」
「…うん、ありがとう！」
そうしてリーリエちゃんと別れた後、ロトムが言った。
「おロ？2番道路の前…なんだか見たことあるような…？」
「え？って、あれ…？」
ハラさんと、その先にはケンタロスが居た。
「おお！A！今鎮めたところだ。そうだ！前みたいにケンタロスに触れてくれるかな？」
そう言われて、私はケンタロスに近づき、撫でる。するとケンタロスは不思議そうに、でもって、嬉しそうにしている。
「君のポケモン好きが伝わるのか、ケンタロスも喜んでおりますな。それにしても…島巡りをしたがるこのケンタロスにこのハラ、はらはらしますな！」
島巡りをしたがるケンタロス…好奇心旺盛なんだな…そう思った途端に、ケンタロスは2番道路の方に走って行った。
「おお！このハラと追いかけっこですな！島キング、負けはせぬ!!」
…ハウ君のおじいちゃんなだけあって、どことなく似てる。いや、ハウ君が似たのかな…
「ハウはハラさんに似たんだロトね〜」
私が思ったことを言う人(？)がここには多いなぁ。そう思いつつも2番道路へと向かう。
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桜にゃん♪ - カルム！？セレナ！？え？は？Σ(ﾟДﾟ) (2020年6月2日 2時) (
レス) id: 1c21c55e5d (このIDを非表示/違反報告)
minto(プロフ) - 39さん» ありがとうございます！楽しんでいただけて嬉しい限りです〜！ (2017年12月30日 14時) (レス) id: 3868acd3c0 (このIDを非表示/違反報告)
39 - え、マジか。なんだ、この胸の高鳴りはぁ！早く続き読みたいよぉ！応援しています！なんかもう一人の子との性格がいっちしたんだが！？w (2017年12月29日 9時) (レス) id: 77d327cdc9 (このIDを非表示/違反報告)
minto(プロフ) - TAYOさん» ありがとうございます！面白いと思っていただけて嬉しい限りです。更新頑張ります！ (2016年12月31日 21時) (レス) id: eb00bce776 (このIDを非表示/違反報告)
TAYO - ハウ君、可愛い〜！ この小説、面白いですね！！ 更新、頑張って下さい！ (2016年12月31日 19時) (レス) id: ef0d0d66f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：minto | 作成日時：2016年12月9日 4時
