バトル後のポケセン ページ20
ピチューとドーブルは同時に倒れた。イリマさんはドーブルをボールに戻して、言った。
「…Aさんはまだポケモンがいますよね。僕の負けです。君達は面白いチームですね!」
「あ、ありがとうございます…!」
勝負に勝つことが出来た。色んな人と戦って勝負にも慣れてきた。
「是非とも茂みの洞窟での試練…その名もイリマの試練に挑んでください!お待ちしています。それでは、アローラ!」
イリマさんはそう言って去っていった。試練…か。とりあえずポケモンセンターに行かなきゃ。
「Aー!いい勝負だったねー!」
「え?」
声が聞こえた方を見るとハウ君が座っていた。イリマさんとの勝負を見ていたらしい。
「スカル団が走って逃げてたからー何かあったのかなーって!」
なるほど、そしたら私達がいたって事か。
「これからポケモンセンター行くのー?一緒行こー!」
頭の後ろで腕を組むハウ君。やっぱり癖なんだろう。
ポートエリアから出て、ハウ君とポケモンセンターに向かう。
「そう言えばヨウ君は?」
「ヨウはねー花園に行っちゃったー!おれ達はー試練受けないと通れないんだよねー」
試練受けないと通れないところがあるんだ。なら試練は必ず受けないと。っていうか島巡りだし絶対試練はするんだけどね。
ポケモンセンターについて、ポケモン達を元気にしてもらう。
「お待たせしました!ポケモン達は元気になりましたよ!」
「あ、ありがとうございます!」
ボールを受け取ろうとしたら、ボールから出てきた皆が私に飛び付いてくる。
「わ、わあぁ!!」
バランスを崩して倒れそうになる。すると、トンッと支えられた。
「大丈夫ー?」
ハウ君が支えてくれたようだ。助かった。
「大丈夫だよ、ありがとう…!」
モクローが私の頭に止まり、ピチューが肩によじ登る。ツツケラも反対側の肩に止まった。
「わー、A皆と仲良しだねー!ピチューおれも持ってるよー!」
そう言ってピチューとアシマリを出したハウ君。そのピチューをみて、私のピチューは肩から降り、ハウ君のピチューの元へ向かった。
「ピチューも仲良しだー!」
頬袋の電気で何かしたあと、ピチュー達はじゃれ始めた。
「あ、そうだ!次試練だよねー?お互い頑張ろーねー!」
「…うん、頑張ろー!」
ハウ君の笑顔を見た時、少し胸が苦しい気がした。
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桜にゃん♪ - カルム!?セレナ!?え?は?Σ(゚Д゚) (2020年6月2日 2時) (レス) id: 1c21c55e5d (このIDを非表示/違反報告)
minto(プロフ) - 39さん» ありがとうございます!楽しんでいただけて嬉しい限りです〜! (2017年12月30日 14時) (レス) id: 3868acd3c0 (このIDを非表示/違反報告)
39 - え、マジか。なんだ、この胸の高鳴りはぁ!早く続き読みたいよぉ!応援しています!なんかもう一人の子との性格がいっちしたんだが!?w (2017年12月29日 9時) (レス) id: 77d327cdc9 (このIDを非表示/違反報告)
minto(プロフ) - TAYOさん» ありがとうございます!面白いと思っていただけて嬉しい限りです。更新頑張ります! (2016年12月31日 21時) (レス) id: eb00bce776 (このIDを非表示/違反報告)
TAYO - ハウ君、可愛い〜! この小説、面白いですね!! 更新、頑張って下さい! (2016年12月31日 19時) (レス) id: ef0d0d66f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:minto | 作成日時:2016年12月9日 4時