幼馴染み ページ16
「幼馴染み…ですか…」
リーリエちゃんは少し不安そうな顔をしているが、ハウ君はそうでもなく、逆にわくわくしているようだ。
「えっと、この2人は私の友達、リーリエちゃんとハウ君！」
「あ、ハウ君ってさ、島キングの孫でしょ？聞いたことあるよ！会えて嬉しーよ！」
そう言ってヨウ君はハウ君の手を握り握手をする。
「おれのこと知ってるのー？」
「もちろん！よく町の人から聞くよ！」
意外にもハウ君とヨウ君は会ったことが無いらしい。6年もあれば会っていても…いや、ないか…
「ヨウさんって…何をなされているのですか？」
リーリエちゃんの質問に私も同じことを思った。島巡りの証を持っていないし、Ｚリングも付けていない。島巡りはしていないのだろうか。
「俺？普通のトレーナー。別に図鑑を埋めてるわけでもないし、島巡りもしてないよ。自由気ままに生きてる感じ？あ、そうそう、こいつ俺のパートナーと仲間達！」
そう言ってボールから出てきたのはウインディ、ニャビー、リーフィア、そして真っ白なキュウコンの4匹だった。
「わー！すっげー！」
ウインディやキュウコンを見てハウ君は興奮しているようだ。
「このニャビーは最近仲間になったんだ！普段ニャビーは懐かないのに不思議だよな、俺から引っ付いて離れないわけ！」
結構ヨウ君は凄いトレーナーだと分かった。いつからトレーナーやってるんだろう。
「このコ、アローラのキュウコンですよね。真っ白でとても綺麗です…」
アローラ地方では姿が違うポケモンが色々いるらしい。
「だよね！でも俺はリーリエちゃんの方が綺麗だと思う」
ヨウ君が言った言葉にリーリエちゃんの表情が固まる。
「変態なの？」
しれっとハウ君が言った。私はそれに驚いた。凄い言葉言ったね。
「違うよハウ君意外と毒舌だね？」
ハウ君の意外な一面を見た気がする…それよりもリーリエちゃん。
「リーリエちゃん大丈夫…？」
「あっ、はい…驚いただけです…」
なんとか大丈夫だったようだ。よかった…
するとハウ君が皆の前に立って言った。
「ねーねー！皆でマラサダ食べよー！Aに美味しいもの教えたいしー！」
マラサダ…？聞いたことないな…
「マラサダというのは揚げパンみたいなもので、色んな味があるんです。アローラ地方の名物ですよ！」
揚げパンみたいな…来る前パンフレットで見たような…
「そうと決まればマラサダショップ行こうぜ！」
走って行く2人を私とリーリエちゃんは追いかける。
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桜にゃん♪ - カルム！？セレナ！？え？は？Σ(ﾟДﾟ) (2020年6月2日 2時) (
レス) id: 1c21c55e5d (このIDを非表示/違反報告)
minto(プロフ) - 39さん» ありがとうございます！楽しんでいただけて嬉しい限りです〜！ (2017年12月30日 14時) (レス) id: 3868acd3c0 (このIDを非表示/違反報告)
39 - え、マジか。なんだ、この胸の高鳴りはぁ！早く続き読みたいよぉ！応援しています！なんかもう一人の子との性格がいっちしたんだが！？w (2017年12月29日 9時) (レス) id: 77d327cdc9 (このIDを非表示/違反報告)
minto(プロフ) - TAYOさん» ありがとうございます！面白いと思っていただけて嬉しい限りです。更新頑張ります！ (2016年12月31日 21時) (レス) id: eb00bce776 (このIDを非表示/違反報告)
TAYO - ハウ君、可愛い〜！ この小説、面白いですね！！ 更新、頑張って下さい！ (2016年12月31日 19時) (レス) id: ef0d0d66f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：minto | 作成日時：2016年12月9日 4時
