ロトム図鑑の登場 ページ13
「だ、大丈夫？」
ハウ君とロトムに近づき、心配をする。
「おれは大丈夫だよー」
「僕も大丈夫ロト〜」
そっか、両方とも大丈夫か…よかっ…ん？
「しゃ、喋った!?」
「ロトム図鑑は喋れるんだぜ！」
し、進化しすぎ…でも、科学の力って凄い。
「ケテ〜！A、よロトしく！」
「わー！すっげー！科学の力って凄いねー！」
まさに私が思ったことをハウ君がそのまま言う。やっぱり凄いよね。
「どうやらロトムの様子を見るに、君は好かれたね！」
好かれたの？なんか嬉しい…
「アローラに来たばかりのAにナビとしてロトム図鑑を渡すよ」
「あ、ありがとうございます…！」
ロトムは私の周りをクルクルと回っている。ロトムが居たらきっと楽しいだろう。
「というわけでA、ロトムをよろしく！ロトムもAをよろしくな！」
「任せるロト！」
頼もしい…きっと話し相手にもなってくれるだろう。
「さて、島巡りの話をしようか。島巡りはアローラ最強のトレーナー島巡りチャンピオンを目指す少年少女とポケモンの冒険なんだ！」
「アローラには4つの島があり、それぞれに島キングがいるのです。彼らに認められるため、7つの試練をこなすそうです」
なるほど…試練をこなして島キングと勝負か…
「それでだ、A。改めて、君とモクローには島巡りに挑んでほしい！初めてのポケモン勝負でも技を使いこなしてたように！君にはトレーナーの才能があるからね！」
「…はい！私、頑張ります！今ならできる気がします！」
ママやニャースが応援してくれて、とても嬉しかった。期待に答えたいのだ。
「うん！ポケモンの技を調べる僕にとっても、君が色んなポケモンに出会うのも願ったりかなったりなんだ！…よし！参加証明となる島巡りの証を渡そう！」
島巡りの証を受け取り、私は鞄につける。
「おれもじーちゃんから貰ったよー！ほら！お揃いだねー」
といっても、全部一緒だけどね。
「さて2人とも！次行こうぜ、次！」
「次？ですか？」
次とはいったい…どこにいくのだろうか。
「トレーナーズスクール！ポケモントレーナーの基礎を学ぶんだ！島巡りチャンピオンの道も1歩からだぜ！…ハウはどうする？」
「おれーポケモンと遊ぶー！じゃなくてー鍛えるー！」
ハウ君来ないの!?え、無理怖い。
「大丈夫だよA、俺とリーリエがいるからね！」
私の焦り具合を見た博士がそう言ってくれた。リーリエちゃんも頷いてくれた。
島巡り、私の最初の学校という名の壁……大丈夫だといいな…。
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桜にゃん♪ - カルム！？セレナ！？え？は？Σ(ﾟДﾟ) (2020年6月2日 2時) (
レス) id: 1c21c55e5d (このIDを非表示/違反報告)
minto(プロフ) - 39さん» ありがとうございます！楽しんでいただけて嬉しい限りです〜！ (2017年12月30日 14時) (レス) id: 3868acd3c0 (このIDを非表示/違反報告)
39 - え、マジか。なんだ、この胸の高鳴りはぁ！早く続き読みたいよぉ！応援しています！なんかもう一人の子との性格がいっちしたんだが！？w (2017年12月29日 9時) (レス) id: 77d327cdc9 (このIDを非表示/違反報告)
minto(プロフ) - TAYOさん» ありがとうございます！面白いと思っていただけて嬉しい限りです。更新頑張ります！ (2016年12月31日 21時) (レス) id: eb00bce776 (このIDを非表示/違反報告)
TAYO - ハウ君、可愛い〜！ この小説、面白いですね！！ 更新、頑張って下さい！ (2016年12月31日 19時) (レス) id: ef0d0d66f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：minto | 作成日時：2016年12月9日 4時
